九州アジアリーグの覇権奪回へ、すでに戦いは始まっています。

独立プロ野球火の国サラマンダーズの新入団選手と来季の首脳陣が22日発表されました。

【火の国サラマンダーズ 馬原 孝浩 GM】
「(ファンとして見た今季は)サラマンダーズ独自の強さが失われていたように感じて個人的にすごく悔しい思いになりました」

今シーズン、球団創設以来初めてリーグ優勝を逃したサラマンダーズ。

22日開かれた会見には来季の新入団選手14人が顔をそろえ、それぞれ抱負を語りました。

また、22日は来季の首脳陣も登壇。かつて福岡ソフトバンクホークスで育成選手としてプレーし、野手では初めて支配下登録された経験を持つ小斉 祐輔 さんが監督に就任することが発表されました。

【火の国サラマンダーズ 小斉 祐輔 監督】
「(育成で背番号)3桁のときは『まだプロ野球選手じゃない』と思いながら。でも、2桁の選手には負けないぞっていう気持ちでやってました。勝つことは第1条件だと思うんですけど、(指導は)短所を消すのではなく、長所を伸ばしてあげたいなと」

また来季からGMとして復帰し、編成の責任者となる馬原 孝浩 さんは、チーム再建への思いと小斉 監督に白羽の矢を立てた理由を語りました。

【火の国サラマンダーズ 馬原 孝浩 GM】
「下から這い上がる気持ち、反骨心だったりとか、精神力の強い選手(人物)だと思うんですよね。NPBを目指す選手にも一言一言が突き刺さるんじゃないかと」

サラマンダーズは小斉新監督のもと、来年2月1日にキャンプイン予定。

リーグ優勝とNPB12球団への選手輩出を目指して動き出します。

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