■FIFAワールドカップ2026アジア最終予選グループC 日本 4-0 インドネシア(15日、インドネシア、ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム)
日本代表(FIFAランキング15位)はアウェイでインドネシア代表(同130位)と対戦し、南野拓実(29)、守田英正(29)、菅原由勢(24)のゴールなどで4ー0。これで日本は勝ち点を「13」に伸ばしグループC首位をキープして、11月19日にはアウェイで中国が予定されている。
日本の先発は、GKに鈴木彩艶(22)、DFには板倉滉(27)、町田浩樹(27)、橋岡大樹(25)の3人。MFに、遠藤航(31)、守田英正(29)、鎌田大地(28)、堂安律(26)、南野拓実(29)、三笘薫(27)。FWには小川航基(27)が入った。橋岡、小川は最終予選初スタメンとなった。
インドネシアは1勝も挙げていないが、オーストラリア、バーレーン、サウジアラビアに引き分けと粘り強いチーム。多くのサポーターがスタジアムに訪れて、国歌斉唱ではサポーターと選手が大合唱。さらに試合開始直前には激しいスコールに見舞われて、スリップする芝の状態となった。完全アウェイ状態でピッチも厳しい状態となった日本。
前半8分、三笘が裏に走り、中央の鎌田に戻し、シュートを放ったが相手ディフェンスに当たってしまった。そのこぼれ球をインドネシアが拾うとカウンター、前線に残っていたラグナー オラットマングーンが抜け出し、キーパーの鈴木と1対1に。鈴木がタイミングよく飛び出して何とかクリア、好セーブでピンチを凌いだ。
さらに14分にはインドネシアが猛攻、日本は左サイドを突破されると、中央のラファエル ストライクに、ここはタイミングが合わず、直後に右サイドをラファエル ストライクに抜かれると、またも中央にあげられたがここもタイミングが合わなかった。
攻撃のリズムがつかめなかった日本は前半17分には中央の守田から右サイドの堂安へパス、堂安が小川に合わせたがヘディングシュートはゴール左に外れた。さらに22分、中央に入った三笘がボールをもらうと鎌田に、ミドルシュートを狙ったがキーパーがキャッチ。猛攻を続ける日本は中央から堂安がミドルシュートを狙うもキーパーにキャッチされた。
前半35分、日本は自陣からボールを運ぶと遠藤から右サイドの町田、そして中央の守田が落として鎌田へ、鎌田が右サイドを抜け出し、最後は中央の小川へ。インドネシアディフェンスは下がりながらの守備で先に足に当てたがオウンゴール、日本は苦しい時間を耐え抜いて先制点。日本代表は2022年W杯カタール大会1次リーグ第3戦のスペイン戦から26試合連続得点と最長記録を更新した。
さらに40分、鎌田のパスに右サイドの三笘が抜け出し、ボールをもらうと中央の南野にピンポイントで合わせて、南野が左足でダイレクトシュート、ゴール左ポストに当たったがゴールに吸い込まれ日本が2点目を奪った。
後半に入ると4分、相手キーパーのパスミスを守田が拾うと、落ち着いてゴール左隅に流し込み3点目。3‐0とリードを奪った日本代表だったがその後は、インドネシアの攻撃に耐える時間が続いた。
後半24分には途中出場の右サイド菅原が途中出場の伊東とのワンツーで抜け出すと、そのまま持ち込んで豪快に右足を振り抜き、日本代表は4点目。菅原は2023年11月21日のシリア戦以来、1年ぶりの代表ゴールとなった。
日本代表はアウェイのインドネシア戦を快勝、W杯アジア最終予選4勝1分で勝ち点を「13」、オーストラリアとサウジアラビアは引き分けたため、共に勝ち点は「6」、日本は2位オーストラリアに7の勝ち点差をつけた。
【FIFAワールドカップ2026アジア最終予選 日本代表成績】
9月5日 日本 7-0 中国 @埼玉スタジアム2002
9月11日 日本 5-0 バーレーン @バーレーン
10月11日 日本 2-0 サウジアラビア @サウジアラビア
10月15日 日本 1-1 オーストラリア @埼玉スタジアム2002
11月15日 日本 4-0インドネシア @インドネシア
11月19日 日本vs中国 @中国
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