都大路への切符をかけた長崎県高校駅伝大会が、諫早市で開かれました。

陸上競技場の周回コースという環境になったものの、ランナーたちが青空の下を駆け抜けました。

長崎県高校駅伝は11月1日に雲仙市で予定されていましたが、雨のため5日に順延され、会場が変更。

女子は15校が、区間21.1kmで争います。

1区で先頭に立ったのは五島の松本(3年)。2位に19秒差でタスキをつなぎます。

しかし2区で諫早の高瀬(高ははしごだか)(3年)が追い上げて首位に立ち、その後は諫早がトップを独走します。

諫早は1時間11分23秒でフィニッシュ。

6年連続30回目の優勝を果たしました。

諫早高校3年(5区)森田そよ香キャプテン
「(去年の)悔しさを力に変えて1年間頑張ってきたので、今年は都大路で8位入賞を必ずして、去年の先輩や色んな人に感動を与えたい」

30校が出場した男子は、42.2kmを7人でタスキをつなぎます。

注目は前回の優勝校の鎮西学院です。

10kmと最も長い1区を任されたのは、キャプテンの牟田颯太(3年)。

2023年には、けがで出場できなかった悔しさを晴らす快走で後続を離し、2区につなぎます。

その後も鎮西がトップを守りますが、3区で2位長崎日大は松本(3年)が区間賞の走りで追い上げ、トップと7秒差まで迫り4区へ。

対する鎮西は1区・牟田颯太の双子の弟、牟田凜太(3年)が快走。

2位長崎日大に約2分まで差を広げ、5区につなぎます。

鎮西が先頭を走り続け、2時間9分25秒でゴール、2年連続17回目の優勝です。

鎮西学院高2年(7区)内田涼太選手
「1区から6区の選手が差をつけて(タスキを)渡してくれて、ゴールに持っていくだけだったので、とても楽しい5kmだった」

優勝した2校は12月22日に京都で行われる全国大会に、1位から3位は11月16日の九州大会に出場します。

<女子成績>
1位 諫早、2位 瓊浦、3位 長崎商業、4位 口加、5位 長崎日本大学、6位 鎮西学院、7位 創成館、8位 五島、9位 長崎北陽台、10位 佐世保西、11位 上五島、12位 大村、13位 清峰、14位 佐世保商業、15位 佐世保北、(青雲は欠場)

<男子成績>
1位 鎮西学院、2位 長崎日本大学、3位 瓊浦、4位 創成館、5位 九州文化学園、6位 諫早、7位 五島、8位 長崎北陽台、9位 大村工業、10位 佐世保工業、11位 諫早農業、12位 青雲、13位 壱岐、14位 長崎西、15位 清峰、16位 佐世保北、17位 大村、18位 西陵、19位 川棚、20位 長崎総科大附、21位 壱岐商業、22位 対馬、23位 島原、24位 上五島、25位 西海学園、26位 鹿町工業、27位 島原工業、28位 口加、29位 小浜、30位 佐世保西

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