メジャーリーグのGM会議が6日(日本時間)にテキサス州サンアントニオのホテルで1日目を迎えた。この日はア・リーグのGMが取材に対応した。GMミーティングはリーグ運営の改善点などを話し合うために、毎年この時期に開かれる会合で、選手との契約交渉の時期と重なるため注目選手の去就も大きな話題となる。
注目されているのが巨人からポスティングでメジャー移籍を目指す菅野智之(35)、米メディアでは早くも4球団が獲得に興味を示していると報道。レイズのE.二アンダー編成本部長(40)は「才能のある選手についてあまり深く突っ込むのはためらわれるね」と他球団を牽制するも「彼らはとても才能がある」と菅野を始め、日本人選手に興味を示していた。
そして、日米で話題になっているロッテ・佐々木朗希(23)についても質問が飛び、ヤンキース・キャシュマンGM(57)は「他球団と契約中の選手については話せない」と話すにとどめ、ツインズのD.ファルビー編成本部長(41)「もし彼がメジャー挑戦するなら教えてくれ、今から準備する」と冗談で話を濁した。
今季メジャー初挑戦で15勝(3敗)、防御率2.91をマークしたカブスの今永昇太(31)、同じく1年目で64登板を果たしたパドレスの松井裕樹(29)、そして、ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献した山本由伸(26)と日本人投手の活躍が目立った。各球団はGM会議でも日本人投手の情報戦が始まっていた。
レッドソックスのC.ブレズロウ編成本部長(44)は「我々は積極的であり、改善するために幅広い網を張るつもりであることは明らかだよ。ここ数年、メジャーリーグで活躍する日本人投手を何人も見てきました。新興市場として注目に値する」と話し、ツインズのファルビー編成本部長は「どんな選手でも獲得に乗り出すつもりだ。彼らを獲得したい。数年前に健太(現タイガース前田投手)と一緒にプレーした経験もある。海外リーグから移籍してくる選手にとって、我々はいい環境、いいサポートができる環境を持っている」とアピールした。
さらにレンジャーズのC.ヤングGM(45)は「日本には非常に優秀なスカウト部門があり、私もともに日本にいた。私たちは日本の市場、日本の選手たちを注視しています。具体的な名前は言えないが、日本のいい選手はすべてスカウトしている」とGMミーティング1日目で日本人投手の話題となった。
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