メジャーリーグで打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞の最終候補が4日(日本時間5日)に発表され、ナ・リーグ指名打者部門にドジャースの大谷翔平(30)、外野手部門にカブスの鈴木誠也(30)がノミネートされた。受賞者は12日(同13日)に発表される。
1980年に制定された同賞は各球団の監督やコーチの投票で決まり、選出されれば大谷はア・リーグ指名打者部門で受賞したエンゼルス時代の昨季に続き2年連続3度目、鈴木は初選出となる。
ワールドチャンピオンに輝いたドジャースから候補に入ったのは大谷のほか捕手部門のウィル・スミス、一塁手部門のフレディー・フリーマン、外野手部門のテオスカー・ヘルナンデス、ユーティリティー部門のムーキー・ベッツの計5人。メジャーリーグ30球団で最多の最終候補入りとなっている。
大谷は今季、右ひじ手術の影響もあり打者に専念。2年連続の本塁打王と初の打点王で打撃2冠を獲得した。鈴木はリーグ9位、外野手に限れば2位の打率2割8分3厘の成績を残した。
過去の日本人選手ではイチローの3度受賞が最多。大谷が受賞すればイチローに並ぶ日本人最多、鈴木も受賞すれば日本勢初の同時受賞となる。
【過去の日本人選手受賞】
イチロー 2001年、2007年、2009年
大谷翔平 2021年、2023年
【大谷翔平 2024年打撃成績】
打率.310(リーグ2位)本塁打54本(リーグ1位)打点130(リーグ1位)
【鈴木誠也 2024年打撃成績】
打率.283(リーグ9位)本塁打21本(リーグ34位タイ)打点73(リーグ38位タイ)
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