「住友電工陸上フェスタ2024」が27日、兵庫・伊丹市で開催され、パリオリンピック™男子110mハードル代表・泉谷駿介(24)、女子走り幅跳び代表・秦澄美鈴(28)、男子200m代表・上山紘輝(25)ら所属アスリートが参加した。

午前中に行われた陸上教室には小中学生約150人が参加。グループに分かれて跳躍や投てき、ハードルなどの指導を受けた。跳躍の指導を担当した秦は「声かけやどう楽しんでもらうかなど、小学生と普段接する機会が少ないから難しかった」と言いながらも「一緒に楽しんで、エネルギーとか貰えるものは貰っておきました!」と、笑顔。中学生のハードルを担当した泉谷は、「人によって癖があるから難しい。でもやり方を教えたらすぐ出来ちゃうからすごい」と吸収力の高さに関心した様子だった。

午後には、選ばれた小中学生と50m走で対決するイベントも開催。パリ五輪男子100m代表で大阪ガス所属の坂井隆一郎(26)なども駆け付けた。十種競技で日本人4人目の8000点越えを果たした丸山優真(26)と2大会連続世界陸上400mハードル代表の黒川和樹(23)が、観客の笑いを誘うパフォーマンスを見せると、東京五輪男子100m代表の多田修平(28)は6秒02の最速タイムで走った。

トップアスリートと走れる機会とあって、子どもたちは目を輝かせて全力疾走。選手もその気持ちに応える走りを見せた。他にもサイン会が開かれ、サインや写真撮影を求める子供たちが選手の周りに殺到するなど、イベントは賑わいを見せた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。