■MLB ワールドシリーズ第3戦 ドジャース 4-2 ヤンキース(日本時間29日 ニューヨーク、ヤンキー・スタジアム)
ドジャースがワールドシリーズ第3戦でヤンキースに快勝。初戦から3連勝を飾り、2020年以来の世界一に早くも王手をかけた。
左肩亜脱臼も「1番・DH」で先発した大谷翔平(30)は3打数無安打。2戦連続ノーヒットも四球(1回)と死球(9回)で2度出塁。チームは投打がかみ合ってリードを守り切り、4年ぶりのワールドチャンピオンまで“あと1勝”とした。
試合は初回に大谷が四球で出塁すると、1死一塁でF.フリーマン(35)が第1戦から3戦連続となる先制2ランをライトスタンドへ叩き込んだ。大谷はユニホームの襟の部分を左手でつかみながら全力疾走することなくホームに生還。
3回の攻撃はT.エドマン(29)が四球を選び、無死一塁の場面で大谷が二ゴロに倒れるも一塁走者を進める進塁打。続くM.ベッツ(32)がライト前へタイムリーを放ち、ドジャースが3-0とリードを広げた。
大谷の4回の第3打席は1死一・二塁の好機にフルカウントから空振り三振。4点リードの7回は先頭で打席に立つも三飛で打ち取られ、快音響かず。
先発のW.ビューラー(30)は5回2安打無失点の好投みせ、6回から継投に入り無失点を刻んだ。打線は6回、1死からG.ラックス(26)が死球で出塁すると、盗塁を決め得点圏に。ここでE.ヘルナンデス(33)がセンター前へタイムリーを放ち、貴重な追加点で4-0。
9回の大谷は1死無走者の場面で、3球目のカットボールが左足のつま先付近に当たり死球。だがベッツのショート併殺打で3アウト。終盤はD.ハドソン(37)、A.バンダ(31)らがランナーを背負うも無失点リレーをみせたが、9回はM.コーペック(28)が2死二塁でバードゥーゴに2ランを浴び4-2としたが、最後は1番トレースを打ち取ってゲームセット。
今年のWSはナ・リーグ覇者のドジャースと、ア・リーグを制したヤンキースが43年ぶりに激突。世界一に王手をかけたド軍は短縮シーズンの2020年以来4年ぶり、フルシーズンとしては1988年以来36年ぶりの頂点を狙う。
【2024MLBワールドシリーズ】
第1戦 ドジャース 6x-3 ヤンキース
第2戦 ドジャース 4-2 ヤンキース
第3戦 ドジャース 4-2 ヤンキース
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