10月26日に行われた春高バレー宮城県大会決勝。男子決勝は3年連続33回目の春高全国を狙う東北と、創部42年目で初の決勝進出を果たした東陵が対戦しました。
東北は第1セット最高到達点3メートル25センチのエース野村達稀選手(3年)が次々に得点を上げるなど、序盤から東陵を圧倒し、第1セットを先取。反撃したい東陵は、キャプテンの多田一成選手(3年)が初の決勝の舞台でも多彩な攻撃で、チームをけん引します。
しかし、第2セットも東北が連取し、迎えた第3セット。このセットも序盤から東北が主導権を握り、マッチポイントを奪うと…
実況「バックアタック!しかし、これはアウトになりました。東北は3年連続33回目の県制覇を決めました」
前回大会の全国ベスト8越えを目指す東北が全国への切符をつかみました。
東北 瀬川桜輝主将(3年)
「自分たち3年生にとっては最後の全国大会になるので、夏とかの悔しい思いを胸に全力でプレーして目標(日本一)につなげたい」
一方、女子決勝は絶対的女王・古川学園と初の春高全国出場を狙う利府が対戦。
この試合輝きを放ったのは古川学園の1年生工藤光莉選手。世代別日本代表にも選ばれた工藤選手は初の春高でも得点を量産!古川学園が第1、第2セットを奪います。
後がない利府は第3セット。
実況「そしてキャプテンに打たせる!利府高校はキャプテンのスパイク!」
利府のキャプテン阿部楓音選手(3年)がトスを呼び込み意地をみせます。それでも…
実況「工藤最後の得点」
古川学園が粘る利府を振り切り、20年連続45回目の優勝。目標である全国制覇への挑戦権を手にしました。
古川学園 工藤光莉選手(1年)
「まずは楽しむことを大切にしながら自信を持って輝けるようにプレーします」
古川学園 音川南季主将(3年)
「2年前に見たあの景色を皆にもみせてあげたいので、ここから後2か月間厳しくやってどこにも負けないチームを作っていきます」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。