■NBA グリズリーズージャズ(日本時間24日、アメリカ・ユタ州)
バスケットボール世界最高峰のNBA。河村勇輝(23)が所属するメンフィス・グリズリーズは、敵地ユタ・ジャズとの開幕戦で126ー124の2点差で白星発進となった。
今季からグリズリーズと“ツーウェー契約”を結んだ河村は、ベンチ入りするも日本人4人目となるNBAデビューとはならなかった。
試合後、河村は、「僕自身、試合に出るチャンスはなかったんですけどベンチから学べる物はたくさんあると思うしこの機会を無駄にせずに、試合から学ぶ姿勢っていうのは常に持って試合に取り組んでいければいいなと思います」と、前向きな姿勢を見せた。
全30チームの開幕ロースターで唯一の身長170cm台、さらにプレシーズンマッチでは5試合75分17得点21アシストをマークし、ポイントガードとして存在感を見せた河村。しかし、シーズンに入り、「まだローテーションに入れていないというのが現実。まだまだ自分が証明しないといけないことはたくさんある」と課題が見えたことを明かした。
その上で、「ずっと夢の舞台で、そこのメンバーの一員になれたことは本当に光栄」と最高峰の舞台でベンチ入りできたことを喜んだ。「ここで終わらせてはいけない、自分の目標はコートに立ってチームの勝利に貢献できるような選手になるのが一つの目標。そう簡単にはいかないと思うが、一日一日コーチングスタッフやチームメイトに認めてもらい、いつかローテーションに入って勝利に貢献できるような選手になりたいと思っています」と、NBAでの活躍に意欲を見せた。
初のBリーグ出身、身長173㎝の”小さな巨人”による世界最高峰の舞台での活躍が期待される。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。