■プロ野球 セ・リーグCSファイナルステージ第6戦 巨人2ー3DeNA (21日 東京ドーム)
巨人はDeNAに3連敗後に、2連勝し1勝のアドバンテージ3勝3敗のタイも逆転負けを喫し4年ぶりの日本シリーズ進出はならなかった。2ー2で迎えた9回、8回から登板の菅野が2死三塁から牧にタイムリーを浴び勝ち越しを許した。9回の攻撃はDeNA守護神・森原に門脇は二ゴロ、丸は左邪飛、岡本和も中飛に凡退した。
先発・戸郷は今季26試合に登板、12勝8敗、防御率1.95。CSファイナル第1戦から中4日の登板。前回は4回、佐野にソロ本塁打を浴び7回1死一・三塁とし降板。代わった高梨が代打・筒香に適時打を許し110球を投げ6安打2失点で負け投手だった。
第6戦には菅野とグリフィンもベンチ入り。戸郷は1回、桑原を遊ゴロ、牧を捕邪飛、佐野を右飛とわずか10球で抑える立ち上がり。
打線は長野をオコエに代え1番レフトに入れ、後は野手は第4、5戦と同オーダーを組む。
DeNAの先発・ケイもCSファイナル第1戦から中4日の登板。前回は6回を102球、1安打、4四球、6奪三振の無失点で勝ち投手だった。
打線は1回、長野が四球、門脇の犠打で1死二塁から丸は遊飛、岡本和を申告敬遠で2死一・二塁からヘルナンデスの遊ゴロを森敬が一塁へ悪送球する間、二塁走者・長野が本塁に還り1点を先制。
戸郷は2回、オースティンと戸柱に単打を許し1死一・二塁とするも梶原を中飛、森敬を遊ゴロに打ち取る。3回も2死から牧に左安打も佐野を詰まらせてボテボテの一ゴロに抑えた。
3回の攻撃で先頭・門脇が四球、丸は三飛、岡本和は見逃し三振、ヘルナンデスの打席で門脇が二盗を決め2死二塁もヘルナンデスは空振り三振で追加点を挙げれず。
戸郷は4回、オースティンを右飛、宮崎を空振り三振、戸柱を二飛と中軸打者を3人で退けた。
すると4回、先頭・坂本が左中間にツーベース、中山の左飛で坂本がタッチアップで三塁を陥れ1死三塁とする。岸田は四球で1死一・三塁から戸郷がカウント1ー2か投前にセーフティスクイズを決め、2ー0とした。さらに1死一・二塁で長野は遊ゴロ併殺打に打ち取られる。
直後に戸郷は5回、先頭・梶原に右安打、続く森敬にストレートを叩かれ右中間にタイムリースリーベースを弾き返され、1ー2となる。なお無死三塁から代打・フォードにセンター前にタイムリーを運ばれ、2ー2の同点に追いつかれた。
フォードに代走・京田、桑原の犠打で1死二塁とするが牧を二飛に打ち取り戸郷は降板。代わった2番手・高梨が2死二塁から佐野の中飛をヘルナンデスが好捕した。
5回の攻撃でDeNA4番手・中川颯に2死から岡本和が左安打もヘルナンデスは中飛に倒れ第4戦から復帰後、10打席連続でヒットがない。
6回は3番手・ケラーが1死から宮崎に右中間にツーベース、戸柱を二ゴロで2死三塁とするが梶原を152キロ・ストレートで空振り三振に斬って取った。
6回の攻撃は中川颯に1死から中山が左安打、岸田が初球に犠打を決め2死二塁で代打・大城卓は二ゴロに倒れ勝ち越せない。
7回は4番手・バルドナードが森敬を左飛、代打・蝦名に四球、桑原を見逃し三振、牧に四球で2死一・二塁から佐野にセンターへ抜けそうな打球を門脇が止める遊内安打。2死満塁で代わった5番手・船迫がオースティンを三ゴロに打ち取りピンチを切り抜けた。
7回の攻撃で1死から門脇がライト線にツーベース、丸は遊ゴロ、岡本和は申告敬遠で2死一・三塁からヘルナンデスは見逃し三振で好機をものにできなかった。
8回は6番手・菅野がマウンドへ、捕手も小林に代わる。菅野は今季15勝を挙げ自身4度目の最多勝を獲得。菅野は宮崎を投ゴロ、戸柱を二ゴロ、梶原を空振り三振に取った。
8回の攻撃は伊勢に先頭・坂本が右安打、中山は右飛、オコエが左安打で1死一・二塁から小林は見逃し三振、立岡が右飛に倒れた。
9回も菅野が続投、先頭・森敬に右安打、代打・柴田の犠打で1死二塁から桑原を三ゴロ、森敬に好走塁から2死三塁で牧にレフト前にタイムリーを運ばれ、2ー3と勝ち越された。
*CSファイナルステージ 6回戦制(東京ドーム)
第1戦 DeNA 2ー0 巨人
第2戦 DeNA 2ー1 巨人
第3戦 DeNA 2ー1 巨人
第4戦 巨人 4ー1 DeNA
第5戦 巨人 1ー0 DeNA
第6戦 DeNA 3ー2 巨人
*CSファーストステージ 3回戦制(甲子園)
第1戦 DeNA 3ー1 阪神
第2戦 DeNA 10ー3 阪神
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