■プロ野球 CSファイナルステージ・第3戦 ソフトバンク 3-2 日本ハム(18日・福岡PayPayドーム)
日本ハムはソフトバンクに敗れ8年ぶりクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ進出も日本シリーズへ駒を進めることができなかった。
試合は2ー2の同点で迎えた4回裏、先発・山﨑福也(32)が2死一、三塁から周東佑京(28)に適時打を放たれ勝ち越しを許した。打線は1点を追いかけるも追いつくことができず。
前日の試合では1回に清宮幸太郎(25)に先制打が飛び出すもその直後に先発の加藤貴之(32)が近藤健介(31)に2ラン本塁打を浴びるなど勝ち越しを許した。中盤以降もリリーフ陣が粘れず山川穂高(32)に2打席連続のソロ本塁打を浴びるなど点差を広げられた。打線は好機を作るも得点に結びつかず日本シリーズ進出へ後がない状態となった。
先発マウンドに上がった山﨑福也は今24試合に登板し10勝6敗、防御率3.17。ソフトバンク戦には6試合に登板し3勝1敗、防御率3.71をマークしている。
打線は1回、ソフトバンクの先発・スチュワート・ジュニア(24)に対し先頭のマルティネス(28)、2番・レイエス(29)が空振り三振。3番・清宮は二ゴロに倒れ三者凡退。
その裏、山﨑福也の立ち上がりは先頭のダウンズ(26)に中安打で放たれ出塁を許した。2番・柳田悠岐(36)は一ゴロで走者入れ替わり1死一塁。3番・栗原陵矢(32)は左飛に打ち取り2死一塁とするも4番・山川にセンターへの適時二塁打を浴び先制点を与えた。さらに続く5番・近藤にはライトへの適時二塁打を放たれ2点目を失った。
2点を追いかける展開となった打線は3回表、この回先頭の8番・伏見寅威(34)が初球を振り抜くと左中間へのソロ本塁打とし1点を返した。さらに9番・石井一成(30)が右安打を放つと2番・レイエスは四球を選び1死一、二塁に。3番・清宮は中飛もその間に二塁走者の石井は三塁へ進塁。迎えた4番・万波中正(24)の打球はセンターへの適時打となり同点に追いついた。
試合は振り出しに戻るも4回裏、5番・近藤に右安打、6番・今宮健太(33)に送りバントを決められると得点圏に走者を背負った。続く7番・正木智也(24)の打球をサードを守る清宮が落球、2死一、三塁とピンチが広がると9番・周東にレフトへの適時打を放たれ1点を勝ち越された。ここで山﨑福也は降板、2番手・生田目翼(29)がマウンドに上がり1番・ダウンズを二ゴロに打ち取り追加点を許さなかった。
5回裏は3番手・バーヘイゲン(33)が2番・柳田を空振り三振、3番・栗原、4番・山川を打ち取り三者凡退に。そのまま6回裏も2イニング目のマウンドに上がり無失点で抑えた。
1点差のまま7回裏は4番手・齋藤友貴哉(29)が登板し三者凡退に。その裏、先頭の代打・上川畑大悟(27)が死球で出塁。代走に五十幡亮汰(25)が送られた。2番・レイエスは空振り三振も五十幡は二塁を陥れると、3番・清宮の右飛の間に三塁へ進塁。しかし4番・万波は空振り三振に倒れ得点できず。
9回表はソフトバンクの5番手・オスナ(29)に対し無得点に倒れ試合終了。ファイナルステージでソフトバンクに3連敗を喫した日本ハムは日本シリーズ進出に届かず今季終戦となった。
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