■プロ野球 セ・リーグCSファイナルステージ第3戦 巨人1ー2DeNA (18日 東京ドーム)

巨人はDeNAに3連敗、1勝のアドバンテージも1勝3敗となり日本シリーズ進出にあとがなくなった。2回に岡本和のソロアーチで先制も先発・グリフィンが4回にオースティンに2戦連続となる同点弾を浴びる。5回には2番手・赤星が自らの暴投で決勝点を献上した。1ー2で迎えた9回はDeNA守護神・森原に中山は見逃し三振、代打・坂本は空振り三振、門脇も凡退した。打線は3戦で14安打で2得点、3試合全て10三振の計30三振を喫している。

CSファイナルステージはリーグ優勝の巨人に1勝アドバンテージがあり6回戦制で4勝したチームが日本シリーズに進出する。

先発・グリフィンは今季は20試合に登板、6勝4敗、防御率3.01。今季DeNA戦は3試合に登板、1勝0敗、防御率1.59はセ・リーグの対戦球団別では最も相性が良かった。

グリフィンは1回、梶原を空振り三振、牧に四球、佐野を見逃し三振、オースティンに四球で2死一・二塁とするも宮崎を中飛に打ち取る。

坂本がベンチ、大幅にスタメンは変更。1番レフト・長野、2番センター・オコエ、3番ライト・丸、4番サード・岡本和、5番ファースト・大城卓、6番セカンド・中山、7番キャッチャー・岸田、8番ショート・門脇、9番ピッチャー・グリフィンのオーダーを組んだ。

DeNAの先発・吉野は今季は7試合に登板、3勝2敗、防御率4.31。今季の巨人戦は2試合に登板、1勝1敗、防御率1.64だった。

1回、長野とオコエが連続空振り三振、丸は中安打も吉野の牽制き誘い出され走塁死し3人で終わる。

だが2回の攻撃で先頭・岡本和がカウント0ー1から高めのストレートを強振、レフトスタンド上段にソロアーチを叩き込み1点を先制。岡本和はCS通算4本塁打目。

大城卓が四球、中山が二ゴロ、岸田が中飛、門脇が申告敬遠で2死一・三塁からグリフィンは見逃し三振で追加点は挙げれず。

グリフィンは3回1死から牧の三ゴロを岡本和が失策も佐野を二ゴロ併殺打に打ち取った。

3回の攻撃で1死からオコエが中安打、丸がライトオーバーのツーベース、岡本和が申告敬遠で1死満塁から大城卓の強烈な二ゴロは牧に好捕され併殺打となりチャンスが潰える。

グリフィンは4回、先頭・オースティンに逆方向のライトスタンドへ2戦連続のソロを叩き込まれ、1ー1の同点に追いつかれる。グリフィンは4回を68球、3安打、3四死球、4奪三振の1失点で降板。

4回の攻撃で2死から門脇が四球、グリフィンの代打・佐々木は右飛に打ち取られた。

5回は2番手・赤星が先頭・梶原に左安打に二盗を決められる。牧の投ゴロで1死三塁とすると佐野を二直に打ち取るがオースティンの打席で赤星がワイルドピッチ、1ー2と勝ち越しを許した。

5回の攻撃はDeNA3番手・中川颯に長野が左飛、オコエが空振り三振、丸が左飛と走者を出せない。

6回は3番手・船迫が先頭・宮崎にツーベース、桑原のバントは捕ゴロとなり三塁で宮崎を封殺。1死一塁で3番手・高梨にスイッチ、岸田が桑原に二盗を刺し、森敬は空振り三振に抑えた。

打線は6回、中川颯に岡本和は遊飛、大城卓と中山は連続見逃し三振に倒れる。7回はDeNA4番手・山﨑に岸田は二ゴロ、門脇と代打・秋広は連続見逃し三振と快音が出ない。

8回の攻撃は続投した山﨑に長野が左安打で代走・増田大、オコエの犠打で1死二塁から丸は中飛、岡本和を申告敬遠で2死一・二塁から大城卓は二ゴロに打ち取られた。

9回は6番手で守護神・大勢が1死から桑原に門脇のグラブを弾くツーベース、森敬に右安打で1死一・三塁とするが戸柱を空振り三振、代打・筒香を見逃し三振に取った。

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