■プロ野球 セ・リーグCSファイナルステージ第2戦 巨人1ー2DeNA (17日 東京ドーム)

DeNAはアドバンテージ1勝の巨人に2連勝、CSファイナルで2勝1敗と勝ち越す。CSファーストステージ阪神戦から4連勝。5回に森敬のタイムリーで先制するも先発・大貫が6回に岡本和に同点タイムリー浴びる。だが直後の7回にオースティンが右中間スタンドへ決勝ソロアーチを突き刺した。大貫は7回途中1失点の好投、坂本、伊勢、森原の救援陣が無失点に抑えた。

CSファイナルステージはリーグ優勝の巨人に1勝アドバンテージがあり6回戦制で4勝したチームが日本シリーズに進出する。DeNAは17年に3位からファイナルで広島を破って以来の7年ぶりの日本シリーズ進出を目指す。

巨人の先発・菅野は今季、20年以来自身4度目の最多勝15勝(3敗)をマークしリーグ2位・防御率1.67。今季のDeNA戦は3試合に登板、1勝1敗、防御率2.25だった。

1回、梶原は空振り三振、牧は右飛、佐野は左安打もオースティンは空振り三振に倒れた。

先発・大貫は今季15試合に登板、6勝7敗、防御率2.85。前回の10月6日・中日戦(バンテリン)は7回を3安打無失点で勝ち投手、自身4連勝でシーズンを終えた。今季の巨人戦は2試合に登板し0勝1敗、防御率1.80。CS登板は自身2度目、前回は22年・ファーストステージ第2戦・阪神戦(横浜)に先発し6回1/3を2安打10奪三振無失点で勝ち投手だった。

大貫は1回、丸、オコエ、中山と三者連続空振り三振に抑える立ち上がり。大貫は2回、先頭・岡本和に中安打、坂本の投ゴロで1死二塁も浅野を右飛、門脇を見逃し三振に取った。

打線は菅野の前に2、3回と走者を出せない。

大貫は3回、小林に中安打、菅野の犠打で1死二塁とするが丸を一ゴロ、オコエを見逃し三振に封じた。

4回の攻撃で先頭・牧が四球も佐野は二ゴロ併殺打、オースティンは見逃し三振に終わった。

大貫は4回、中山を空振り三振、岡本和を左飛、坂本を中飛とクリーンナップを3人で退ける。

打線は5回、先頭・宮崎が三塁線を破るツーベース、桑原の犠打で1死三塁から森敬がセンター前にタイムリーを運び1点を先制する。戸柱は右安打で1死一・二塁するがバント失敗の捕ゴロ併殺打で好機を潰した。

大貫は5回、浅野を空振り三振、門脇を遊飛、小林に中安打も菅野を二ゴロに抑える。

6回の攻撃で1死から牧が右安打も佐野が2打席連続の二ゴロ併殺打に打ち取られた。

すると大貫は6回1死からオコエに右中間にツーベース、中山を中飛打ち取るが岡本和にセンターへタイムリーを弾き返され、1ー1の同点に追いつかれる。

だが7回の攻撃で2打席連続三振の先頭・オースティンが右中間スタンドへCS自身初のソロ・アーチを放り込み、2ー1と勝ち越す。

大貫は7回、浅野を遊邪飛、門脇を三ゴロ、小林に四球、菅野の代打・秋広となる。ここで大貫に代わった2番手・坂本が秋広を空振り三振に斬って取った。

大貫は6回2/3を96球、5安打、1四球、7奪三振の1失点(自責1)での降板となりCS自身2勝目。

8回の攻撃で1死から代打・フォードが左安打で代走・知野、梶原が二ゴロ併殺打とこの日、4つ目の併殺打となる。

8回は3番手・伊勢が登板。先頭・丸の右飛を梶原が好捕、オコエを三ゴロ、中山を遊飛と3人で抑える。

打線は9回1死から佐野が四球で代走・蝦名、オースティンも四球で1死一・二塁から宮崎が三ゴロ併殺打で追加点を奪えず。

9回は4番手・森原が岡本和を空振り三振、坂本を三ゴロ、浅野を見逃し三振に取り無失点に抑えた。

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