■プロ野球 パ・リーグCSファイナルステージ第2戦 ソフトバンク7ー2日本ハム (17日 みずほPayPay)
ソフトバンクは日本ハムに逆転勝ちで2連勝、アドバンテージの1勝を含め3勝とし4年ぶりの日本シリーズ進出に王手を掛けた。先発・モイネロが初回に清宮にタイムリーツーベースを浴び先制されるも直後に山川が同点タイムリー、近藤が決勝2ランをライトスタンドへ放り込み逆転。山川は5回と7回に2打席連続で2戦連続となるソロアーチを放った。モイネロは6回2失点、救援陣は無失点に抑えた。
CSファイナルステージはリーグ優勝のソフトバンクに1勝アドバンテージがあり6回戦制で4勝したチームが日本シリーズに進出する。ソフトバンクはコロナ禍で3勝を先行制となった20年以来の日本シリーズ進出を目指す。
モイネロは今季から先発に転向し25試合に登板、11勝5敗、リーグ1位・防御率1.88。今季日本ハム戦は3試合に登板、1勝2敗、防御率4.80は対戦球団別では最も相性が悪かった。
モイネロは1回、万波にレフトオーバーのツーベース、清宮に右中間にタイムリーツーベースを飛ばされ1点を先制される。だが後続のマルティエス、レイエス、郡司は抑えた。
スタメンは第1戦とはダウンズが川瀬に代わりセカンドで1番、柳田が1番から2番に入った。以下、3番サード・栗原、4番ファースト・山川、5番DH・近藤、6番ショート・今宮、7番レフト・正木、8番キャッチャー・甲斐、9番センター・周東と第1戦と変更なし。
日本ハムの先発・加藤貴は今季ソフトバンク戦は4試合に登板、0勝3敗、防御率4.79は対戦球団別で最も相性が悪かった。
1回、ダウンズが左安打、柳田の投ゴロで1死二塁から栗原は右直も山川がレフト前にタイムリーを運び、1ー1の同点に追いつく。さらに近藤がCS通算自身2本塁打目の2ランをライトスタンド中段へ放り込み3ー1と勝ち越す。
モネエロは2回、上川畑に右安打、田宮にライト線にツーベースで1死二・三塁とすると松本剛にセンターへ犠飛を許し3ー2になる。
だが3回の攻撃で正木がレフトへツーベース、甲斐の犠打で1死三塁から周東がライトへ犠飛を打ち上げ、4ー2とした。
モイネロは3回、清宮、マルティエス、レイエスの上位打線を3人で退け4回も三者凡退に抑える。
モイネロは5回、松本剛に中安打、清宮に中安打、マルティネスに四球で2死満塁とするがレイエスを遊ゴロに打ち取りピンチを切り抜けた。
5回の攻撃で2死から山川がレフトテラスに2試合連続でCS通算6本目のソロを放り込み、5ー2とリードを広げた。
モイネロは6回1死から上川畑と水野に連打され二・三塁とするも田宮を二直、松本剛を二飛に抑える。モイネロは7回を100球、8安打、1四球、4奪三振の2失点(自責2)で降板。
打線は6回、今宮と甲斐のヒット、ダウンズの四球で2死満塁とすると柳田が押し出しの四球を選び、6ー2とする。
7回は2番手・杉山が万波、清宮、マルティネスと1番からの好打順を3人で抑える。
すると7回の攻撃で先頭・山川が左中間テラスに2打席連続のソロ本塁打を叩き込み、7ー2とリードを広げた。山川は2戦3発でCS7本塁打目。
8回は3番手・ヘルナンデスが先頭・レイエスにヒットを許すも後続を抑え、9回は4番手・オスナも無失点で締めた。
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