先週末、初めて沖縄で開催された「宮里藍インビテーショナルサントリー」で、
引退して7年がたつ宮里藍さんが地元でジュニアと交流しました。

▽宮里藍さん
「なかなか沖縄でジュニアと触れ合う機会が少なかったですし、ようやく開催できるのは、本当に嬉しさしかないですね」

「宮里藍インビテーショナルサントリー」では、ジュニアゴルファーにメンタルトレーニングの重要性を伝えながら、また大会上位の選手にはプロトーナメント選考会への出場権が与えられます。


引退後、久しぶりに沖縄に戻ってきた藍さんは、真剣な表情でプレーをする地元の後輩たちを見守りながら、かつての自分へと重ねていました。

▽宮里藍さん
「兄2人がゴルフをやっていたこともあって、小さい頃から上の2人に負けない気持ちだったりとか、その延長で大会に出ても、やっぱり1番になりたいという思いはあったと思いますし、あとは、そうですね本当にゴルフ好きだったなと思います」

兄2人に負けまいと練習を重ねた

「ゴルフを追求する楽しさは、プロでもアマチュアでも変わらないかなと思っていて。そこは私も今大会を通じてメッセージとして、できるだけ多くのジュニア選手に伝えていきたいなと思います」


大会には全国から推薦されたジュニアゴルファーが集まるなか、沖縄カトリック高校2年の吉﨑マーナ選手が、2回目の出場で初優勝を飾りました。

今大会、上位5人の選手には、来年6月に開催される「宮里藍サントリーレディス」へ向けた主催者推薦選考会への出場が決まりました。

▽吉﨑マーナ選手
「私の小さい頃からの目標の選手だったので、今、夢みたいな感じです」「(藍さんに言われたことを)たくさん自分の中に取り込めて、ショットも自信をもって打つことが出来たのでそこがよかったなと思います」


▽宮里藍さん
「まだまだこれから色々な経験をして、たくさん悩むことも成長することもあると思いますけど、自分のペースで1つひとつ頑張ってもらいたい。誰にもなれない、吉﨑マーナにしかなれない選手になってほしいなと思います」

国内15勝、アメリカでも9勝を挙げ沖縄から世界へと羽ばたいた経験は、これからも全国のジュニアゴルファーたちに受け継がれていきます。

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