■MLB マーリンズ ー ドジャース(日本時間20日、フロリダ州マイアミ、ローンデポ・パーク)

ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で出場し、1回の第1打席に二塁打で出塁すると、1死一・二塁の場面で三盗を決めてついにシーズン50盗塁に到達した。

前日に49個目の盗塁を決めた大谷は、2試合連続盗塁で「48本塁打-50盗塁」とし、前人未到「50-50」の大記録達成へあと2本塁打となり、最後のカウントダウンに突入した。

50盗塁到達は日本人では、2001年のルーキーイヤーだったイチロー氏(56盗塁)以来2人目の快挙。

また、D.ロバーツ監督が現役時代に記録した自己最多の49盗塁(2006年、パドレス時代)を超え、ドジャースで50盗塁は2014年のD.ゴードン(64盗塁)以来10年ぶりとなった。

マーリンズ先発の右腕E.カブレラを相手に、カウント2-2から5球目のチェンジアップを捉えると、痛烈な打球でライトへの二塁打となりいきなり先制機を作る。続くM.ベッツ(31)は二飛、F.フリーマン(34)が四球で1死一・二塁とするとW.スミス(29)の打席の初球で三塁に走り今季50個目の盗塁を決めた。さらにスミスの犠飛で先制のホームを踏んだ。

盗塁は今季4度目の失敗以降、7月24日(ジャイアンツ戦)から27回連続の成功で、今季の盗塁成功率は92.6%に。チームはシーズン残り9試合。前日の試合を終え優勝マジックは「7」とし、プレーオフ進出にはマジック「1」としている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。