日本野球機構(NPB)は22日、昨年に引退や戦力外通告を受けた選手計153人の進路調査結果を公表し、91・5%にあたる140人が現役続行や指導者、独立リーグへの移籍など野球関係の仕事を選択した。昨季の77・2%より増えたのは、今季から2球団が2軍戦に新規参加するなど、受け皿が増えたことも一因とみられる。
野球関係の仕事を継続した140人のうち、プロ12球団に残ったのは93人。13人が2軍戦の新規参加球団のくふうハヤテとオイシックスに移った。
若手選手を中心に行ったセカンドキャリアのアンケート結果も発表され、引退後に「やってみたい」仕事は会社経営者が20・1%でトップ。昨年1位だった高校野球の指導者が13・4%で続いた。引退後に不安があると答えた選手は39・5%だった。
アンケートは昨年10月の教育リーグに参加した選手を対象に行われ、299人が回答、平均年齢は22・8歳だった。
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