ヤンキースタジアムでの記者会見に出席した松井秀喜さん(中央)=21日、ニューヨーク(共同)

プロ野球巨人で10年、ヤンキースなど米大リーグで10年プレーした松井秀喜さん(49)が21日、ニューヨークで二つのイベントに出席した。米国野球殿堂博物館が日米の野球交流をテーマにした企画展を来年7月から開催することを受けた記者会見では「両国でできたこと、歴史ある巨人、ヤンキースでできたことを誇りに思う」と話した。

同じく巨人とヤンキースで活躍したロイ・ホワイトさん(80)も王貞治さんらとの巨人での思い出を語り「家族にとっても日本でできたことは良かった」と振り返った。

松井さんはその後、障害や年齢にかかわらず楽しめる「ユニバーサル野球」に参加。ボードゲームの野球盤を5メートル四方に大型化したもので、バットにつながったひもを1センチ引けば、回転する円盤上に置かれた球を打てる。松井さんは「こういう野球もあるんだということをこれから広めていってほしい」と話した。

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