■MLB アストロズ 5ー2 ロイヤルズ(日本時間1日、テキサス州ヒューストン、ミニッツメイド・パーク)
アストロズの菊池雄星(33)が本拠地でのロイヤルズ戦に今季28度目の先発、7回、今季最多タイの101球を投げて、被安打5、奪三振12、四死球0、失点1(自責点1)で防御率は4.24となった。毎回の12奪三振の好投で移籍後本拠地初勝利、今季7勝目となった。菊池は移籍後6戦負けなしとなった。
菊池は移籍してきて3度目となる本拠地でのマウンド。いまだに本拠地での初勝利に恵まれていないが1回、先頭のM.ガルシア(24)を95マイル(153キロ)のストレートで空振り三振を奪うと、力みのないピッチングフォームで立ち上がりを三者凡退に抑えた。
2回には4番・P.デヨング(31)を94マイル(151キロ)のストレートで空振り三振、続く5番・F.ファーミン(28)は82マイル(132キロ)のカーブで見逃し三振と完璧な内容。しかし、アストロズ攻撃陣はロイヤルズ先発のレーガンズ(26)に1回1死から5者連続三振を奪われるなどチャンスを作れず。
菊池は3回、1死から8番・G.ハンプソン(29)にツーベースを打たれたが、9番・K.イズベル(27)、1番・ガルシアを連続三振に打ち取りピンチを切り抜けた。4回にも2番・B.ウィットJr(23)、4番・デヨングからも三振を奪い、4回まで毎回の8奪三振。
5回も無失点で抑えた菊池は、0対0で迎えた6回、先頭打者にヒットを許すと、1死二塁のピンチ、迎えるは2番・B.ウィットJr(23)、スライダーを完璧に捉えられたがライトのB.ギャメル(32)がダイビングキャッチ。スーパープレーに菊池の両腕を挙げて称えた。味方の好プレーで2死二塁、3番・ペレスは96マイル(154キロ)のストレートで空振り三振、菊池は渾身のガッツポーズで雄叫びをあげた。
すると、6回には味方打線がロイヤルズのレーガンズを捕まえて、無死満塁から3番・Y.ディアズ(25)のタイムリーなどで一気に5点を奪った。
7回のマウンドに上がった菊池は1死からこの試合初めて連打を浴び、一、三塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1点を失った。最後は8番・ハンプソンから三振を奪い、ガッツポーズを見せた。菊池は7回、今季最多タイの101球を投げて、被安打5、奪三振12、四死球0、失点1(自責点1)で防御率は4.24。毎回の12奪三振の好投で移籍後本拠地初勝利、今季7勝目となった。
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