■MLB ダイヤモンドバックスードジャース(日本時間1日、アリゾナ州フェニックス、チェイス・フィールド)

ドジャースの大谷翔平(30)が敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で出場し、1回の第1打席で2試合連続の44号本塁打を放った。2戦連発は今季10度目で、昨年の44本塁打に並んだ。

ホームラン王争いリーグ単独トップの大谷は、これで2位のライバル・M.オズーナ(33、ブレーブス)との差を「7」に広げ独走態勢に。また、打点は「96」から「97」に伸ばし、自己最高の46本塁打&100打点(ともに2021年)の更新は射程圏に。

前日は死球からの盗塁で今季43個目を成功させると、8回には2試合ぶりの43号ホームランを放ち、MLB史上初となる「43本塁打・43盗塁」を同日にマークした。

この日、ダイヤモンドバックスの先発はM.ケリー(35)で、2021年に1度対戦し、3打数1安打1打点。そして、2023年WBC決勝でアメリカ代表の先発として対戦し、四球だった。

1回の第1打席、大谷はフルカウントから甘く入ってきた8球目のカーブを逃さずに強振すると、打球は快音を残してバックスクリーンへ。打球速度175キロ、飛距離128m、打球角度35度。今季10度目となる2試合連続の44号ホームラン。MLB史上初の「45-45」まであと“1本塁打・2盗塁”となった。先頭打者アーチは今季5度目。さらに続くM.ベッツ(31)、F.フリーマン(34)も大谷に続いて本塁打を放ち、“MVPトリオ”が3者連続アーチで衝撃の幕開けとなった。

8月は6月の今季月間最多タイに並ぶ12本目で、シーズン52.4本ペース。残り26試合で2年連続本塁打王、前人未到の「45-45」「50-50」に向けて期待が高まる。

◆MLB「40-40」以上【本塁打-盗塁】
1988年 J.カンセコ    42 - 40
1996年 B.ボンズ     42 - 40
1998年 A.ロドリゲス   42 - 46
2006年 A.ソリアーノ   46 - 41
2023年 R.アクーニャJr.  41 - 73
2024年 大谷翔平     44 - 43(残り26試合)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。