■陸上・U20世界陸上 第3日(日本時間30日、ペルー・リマ)

20歳以下の世界陸上で女子800mの準決勝が行われ日本記録保持者、久保凛(16、東大阪大敬愛)が全体トップで、また男子800ⅿの日本記録保持者の落合晃(18、滋賀学園高)も組2着で決勝進出を決めた。

女子準決勝の1組に出場した久保は前半から積極的に前に出て、1周を59秒46とハイペースな展開でレースを引っ張った。最後の直線でアメリカの選手に並ばれ、ゴール直前ではスペインの選手の猛追にあったが2分3秒00で全体のトップとなるタイムで翌日の決勝に駒を進めた。久保は初の国際大会で堂々の決勝進出となった。

男子準決勝の3組に登場した落合はオープンレーンに入った所でケニアの選手につづく2番手で続いた。最後の直線ではトップに並び、流し気味に1分48秒26で2着に入ったが最後、イギリスの選手のスパートで危なく3着になりかけた。決勝進出は各組2着以内プラス3着以降はタイム上位2人。
また1組の吉澤登吾(17、桐朋高)は1分52秒86をマークし、7着で準決勝敗退した。

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