■プロ野球 ロッテ 0-8 西武(29日・ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは西武に8失点の完封負けを喫した。試合は1回表、先発のカイケル(36)が4番・佐藤龍世(27)に2ラン本塁打を放たれ先制を許した。さらに6回表には2番手・中村稔弥(28)が登板も2失点。9回表には3番手・二保旭(34)が連打を浴びるなど4失点。大量リードを許した打線は西武の投手陣の前に好機を作るも無得点に倒れた。
前日の試合では3ー3の同点で迎えた延長12回、2死一、三塁のチャンスから相手暴投の間に走者が本塁へ生還。サヨナラ勝利で同一カード開幕連勝記録を16に伸ばした。この試合の先発は今季3度目の登板、ZOZOマリンスタジアムでは初登板となるカイケル。
そのカイケルの立ち上がりは先頭の長谷川信哉(22)に四球、2番・源田壮亮(31)にファーストへの内野安打を許し無死一、二塁に。その後、3番・西川愛也(25)を空振り三振、盗塁を試みた源田をアウトにするなど2死三塁とするも4番・佐藤龍にレフトスタンドへの2ラン本塁打を浴び先制点を与えた。
いきなり2点を追う展開となった打線はその裏、西武の先発・渡邉勇太朗(23)に対し先頭の藤岡裕大(31)、2番・角中勝也(37)は遊ゴロ。3番・藤原恭大(24)は中飛に打ち取られ三者凡退となった。
その後も打線は走者を出すも得点に結びつかず。中盤6回表からは2番手・中村稔がマウンドに上がると2死走者無しから2番・山村崇嘉(21)に四球、8番・蛭間拓哉(23)に右二塁打を放たれ2死二、三塁にピンチに。すると9番・古賀悠斗(24)にセンターへの2点適時打を放たれ4ー0と突き放された。
中村稔は2イニング目となった7回表に4番・佐藤龍、5番・平沼翔太(27)に連打を浴び1死一、三塁とピンチを招くも後続を打ち取り5点目を与えず。そのまま3イニング目の8回表も無失点に抑えた。
8回裏、西武の4番手・ボー・タカハシ(27)に対し1番・藤岡、途中出場の2番・山口航輝(24)が連打で出塁し無死一、二塁に。しかし3番・藤原は左飛。4番・ソト(35)、5番・ポランコ(32)も打ち取られ好機も無得点に倒れた。
9回表、ロッテは3番手・二保が登板も2番・源田に四球。3番・西川に右安打、4番・佐藤龍に左安打と連打を浴び、無死満塁のピンチを迎えると5番・平沼にライトへの適時二塁打を浴び6ー0。さらに6番・外崎修汰(31)にも右犠飛を放たれ7点目、7番・山村の一ゴロの間に8点目を失った。
大量リードを許した打線は差を縮めることができないまま9回裏も西武の5番手・上田大河(22)の前に反撃できず試合終了。敗れたロッテはカード勝ち越しも西武との同一カードは16連勝でストップとなった。
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