パリオリンピックで活躍したバレーボール男子日本代表の甲斐優斗選手。18日まで都城市で開かれていた国民スポーツ大会の九州ブロック大会に参戦し、集まったファンを沸かせました。そして、今回特別に、UMKの単独インタビューにも応えてくれました。

(藤崎祐貴アナウンサー)
「国体へのたった1枚の切符をかけた代表決定戦。日本代表・甲斐優斗選手も宮崎代表として戦います。」

今年10月の佐賀国スポへの出場権をかけた長崎との代表決定戦。甲斐選手は圧巻のプレーを見せます。惜しくも試合には敗れたものの、パリを経験した世界レベルのプレ―に会場は大いに沸いていました。

(甲斐選手の母照美さん)
「負けて悔しいんですけど、ナイスサーブも見れたしとても良い試合でした。もっともっと実力をつけて日本の中心になれるような選手になっていってほしいです。」

大会終了後…甲斐選手は宮崎市の青島神社を訪れ束の間のオフを過ごしていました。

そして…所属する専修大学の合宿に合流する甲斐選手が、出発を前に、特別にインタビューに応えてくれました。

Q久しぶりに宮崎でプレーして
(バレーボール男子日本代表 甲斐優斗選手)
「スケジュール的にはかなり厳しかったですけど、こうして宮崎の地でバレーボールができたことはすごくうれしく思います。」

Q3年後の宮崎国スポへの思い
(バレーボール男子日本代表 甲斐優斗選手)
「ロサンゼルスオリンピックもあるので、そことの兼ね合いでどうなるか分からないですけど、出れるなら出たいと思っているので、バレーボールをしている子供たちにも夢を見せるというか、宮崎県がスポーツで盛り上がると思うので、そこでプレーすることは良いのかなと思います。」

Qパリ五輪を経験して
(バレーボール男子日本代表 甲斐優斗選手)
「他の大会とは比べ物にならないぐらい独特な雰囲気だったので、今までの大会とは違ったものを感じることができましたし、今回オリンピックに参加したチームすべてを見ても力の差はほとんどなくて、どこが勝ってもおかしくない中で一つのミスや一つのプレーが勝敗を分ける部分だったなとすごく思います。」

Qドイツ戦での五輪デビュー
(バレーボール男子日本代表 甲斐優斗選手)
「いつも通りと心がけてはいたんですけど、やっぱり一発目のサーブの時はいつもと何か違う部分があったなとすごく感じました。そこからいつも通りの自分になったと思いますし、サーブでブレイクできたのは良かったなと思います。」

Q初得点は
(バレーボール男子日本代表 甲斐優斗選手)
「オリンピックに出るからには得点を取りたいとすごく思っていたので、レセプション(サーブレシーブ)が悪かったところからの得点だったので、うれしい思いもありますけど、もっと丁寧に出来ていたら良かったなと思います。」

Q準々決勝を振り返って
(バレーボール男子日本代表 甲斐優斗選手)
「3セット目の最後の1点というのは取らなければいけない場面だったんですけど、とりきれないのも「これもバレーボールだな」とすごく感じましたし、1点の重みを感じる試合だったと思います。」

Qパリでの経験をどう今後に
(バレーボール男子日本代表 甲斐優斗選手)
「ネーションズリーグもかなり本当に面白いなと感じていたんですけど、オリンピックを経験してこれを超える大会はないなと感じたので、4年後のロスやその後のオーストラリアでのオリンピックを目指して今後バレーボールをやりたいと思います。」

Q宮崎のファンにメッセージ
(バレーボール男子日本代表 甲斐優斗選手)
「オリンピックではたくさんの応援ありがとうございました。これからまた4年後のロサンゼルスオリンピックに向けて自分のプレーを向上させていけるように頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。」

大舞台を経験し一回りも二回りも大きく成長を遂げた甲斐選手。
日本中の期待を胸にさらなる飛躍を誓います!

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