大会11日目を迎えた夏の甲子園、17日の3回戦で島根代表の大社が西東京代表の早稲田実業と対戦し、9回裏の土壇場で2対2の同点に追いつきました。サヨナラのチャンスもつかみましたが、同点のまま、延長タイブレークにもつれ込んでいます。大社が夏の全国大会でベスト8に進出すれば、1931年の大社中時代以来93年ぶりとなります。

大社は1回裏に先制に成功。
サウスポーのエース馬庭が、早稲田実業の強力打線を相手に力投を続けますが、6回表に同点に追いつかれた後、7回表に勝ち越しを許しました。
しかし、9回裏に相手のミスを突き、スクイズで同点に追いつきました。
さらに1アウト2,3塁のサヨナラのチャンスをつかみますが、2番藤江が内野ゴロ。1塁送球でアウトになった間に、サードランナーの園山がホームを突きますが、惜しくもタッチアウト。
2回戦の長崎・創成館に続く延長タイブレークにもつれ込みました。

32年ぶりの夏の甲子園出場を果たした大社は、1回戦で優勝候補の報徳学園を破り、63年ぶりの初戦突破を果たすと、2回戦では長崎代表の創成館を延長タイブレークの接戦の末に破り、1917年以来107年ぶりの全国大会2勝を挙げて勢いに乗っています。

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