◆米男子ゴルフ フェデックス・セントジュード選手権・3日目(日本時間18日、アメリカテネシー州TPCサウスウインド)
男子ゴルフの米国ツアー年間王者をかけたプレーオフシリーズが16日に開幕し、第1戦のフェデックス・セントジュード選手権の3日目は、首位タイでスタートした松山英樹(32)が通算17アンダーでホールアウトし、2位と5打差の単独首位で最終日へ向かった。
松山は2番でボギーを叩くが、3番でイーグルを奪うとリズムに乗り、3日目は1イーグル5バーディ、1ボギーとスコアを6つ伸ばした。2位のアメリカ・ニック・ダンラップ(20)に5打差をつけ、首位独走で最終ラウンドへ。今季2勝目と米ツアー通算10勝目まであと一歩とした。
年間王者を決めるプレーオフシリーズは2007年から始まり、今年で18回目を迎える。近年は計3戦のシリーズで、今季レギュラーシーズンの試合を終えて松山は現在ポイントランキングで8位。
今大会の優勝者は通常大会の4倍のポイントを獲得でき、ランク上位50人が第2戦のBMW選手権へ。さらに第2戦終了時のランク上位30人がトップから順にアドバンテージを持ち、最終戦の優勝者が年間王者の栄冠を手にする。パリ五輪で日本勢男子初の銅メダルを獲得した松山は、8位からの逆転で自身初の年間王者を目指す。
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