■パリオリンピック™ 陸上・女子100mハードル予選(日本時間7日、スタッド・ド・フランス)
女子100mハードル予選に五輪初出場の福部真子(28、日本建設工業)、田中佑美(25、富士通)が登場。福部は12秒85の組4着もタイムで拾われ、準決勝進出を果たした。田中は組5着でタイムも届かず、敗者復活戦に回った。
各組上位3着に加えタイムで上位3人が準決勝に進み、進出できなかった選手は敗者復活戦に回る。
12秒69の日本記録を持つ福部は1組でレース。同種目の世界記録(12秒12)を持つナイジェリアのT.アムサンと同組となった。第2レーンの福部は好スタートを切ると、中盤もスピードに乗り、最後は3着争いを繰り広げてフィニッシュ。タイムは12秒85の日本勢五輪最高タイムも、写真判定の結果100分の1秒差で惜しくも組4着。準決勝進出は他組の結果待ちとなった。
4組目を終え、4位以下のタイムで3位と進出圏内の福部。最終5組目では4着の選手が12秒94だったため、福部が準決勝進出を果たした。
結果が出た直後、インタビューゾーンで福部は「もうディズニーランドとかの待ち時間かと思いました(笑)正座して待ちました(笑)」とハラハラして他組の結果を待ったという。準決勝に向けては「もちろん日本記録更新っていうところは視野に入れていて、タイムとしては12秒5台をしっかり狙っていける走りだったと思うので、中1日空くので、気持ちも体も切り替えてやっていきたい」と意気込んだ。
次の2組に登場した田中は12秒90で組5着。4位以下のタイムでも上位3人に届かず、敗者復活戦で準決勝進出を狙う。「世界大会で自分の力を出すっていうチャレンジは一つクリアできたかと。ネガティブに考えすぎずに、明日の敗者復活戦も頑張りたい」と前を向いた。
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