■パリオリンピック™ スポーツクライミング男子複合準決勝リード(日本時間7日、ル・ブルジェ・スポーツクライミング場 )
スポーツクライミング男子複合で日本代表の安楽宙斗(17)が準決勝トップで決勝進出を決めた。東京五輪4位入賞の楢崎智亜(28)はこの日の「リード」で得点を伸ばせず、準決勝10位で敗退となった。
5日の「ボルダー」を終え、安楽がトップ、楢崎が2位と日本勢が好スタート。「リード」との合計得点で準決勝上位8人が決勝に進む。
リードは高く登れば登るほど高得点に。12m以上の壁を制限時間内にどこまで登れたかを競い、スピードより持久力が求められる。オンサイト(初見)方式のため、試合前に初めて壁を見た安楽と楢崎がお互いにポイントをチェックする姿もみられこの日のリードに挑んだ。
楢崎は序盤のポイントでまさかの落下となり、残り3人を残して合計点8位と決勝進出に黄色信号。続く金メダル候補のJ.シューベルト(オーストリア)が54.0でこの時点で楢崎は準決勝で敗退となった。
出場選手20人の中で最終競技者の安楽は、中盤の難関地点を落ち着いてクリアし、完登は逃すも68.0ポイント。合計「137.0」で2位と14.8ポイントの差をつけトップで決勝進出を決めた。
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