■パリオリンピック™ 卓球女子団体1回戦 日本ーポーランド(日本時間5日、パリ南アリーナ ) 

卓球の団体戦がスタート。女子団体の1回戦で世界ランク2位の日本はポーランド(同12位)と対戦し、3-0のストレートで勝利。危なげなく準々決勝に進出した。

日本はシングルス銅メダルの早田ひな(24、日本生命)、シングルス8強の平野美宇(24、木下グループ)、チーム最年少の張本美和(16、木下グループ)で頂点を狙う。

第1試合は早田・平野ペアのダブルス。最初のゲームを奪うが、相手のバックハンドの強打などに苦しみ第2ゲームを落としてしまう。第3ゲームは追い上げてくる相手に11-9の僅差で振り切り勝利に王手。第4ゲームはラリーで粘る相手を早田&平野の強打で応戦し、最後はデュースの末、早田のサーブが決まり12-10で勝利した。

第2試合は16歳・張本がシングルスで“五輪デビュー”。得意のフォアドライブ、高速バックハンドで得点を重ね、最後まで主導権を握った。ラリーの打ち合い、カウンターのレシーブも冴え、1ゲームも落とさず快勝を収めた。

第3試合のシングルスは平野。序盤から“高速卓球”で鋭いコースへの強打が決まり、第1ゲームは7連続ポイントを奪うなど圧倒。その勢いのまま第2ゲームも奪い、第3ゲームは追いつかれたが突き放しストレートで勝利。日本は初戦快勝を収めた。平野はシングルス1日の準々決勝で0-3から追い上げるもフルゲームで涙の敗戦。試合後は「まだ団体戦でチャンスはあるので、チーム一丸となって今度は勝てるように頑張りたい」と団体戦でのメダル獲得を誓った。

団体戦は第1試合がダブルスで、第2~5試合がシングルス。3ゲーム先取の5ゲームマッチで、3試合を先取したチームが勝利。準々決勝は日本時間22時から行われるフランスvsタイの勝者と対戦する。

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