盛り上がりを見せるパリオリンピック!バドミントン予選リーグでは、福島県富岡高校出身の5人の選手が、決勝トーナメント進出をかけ、戦いに臨んでいる。

女子シングルス・福島県会津若松市出身の大堀彩選手は、オリンピックデビュー。ネスリハン・アルン(トルコ)を相手に、初めての大舞台にも動じず、持ち味の上からの鋭いショットが炸裂。第2ゲームでは、9連続得点をあげるなど終始ペースを握った。相手の得点を1桁におさえ堂々のオリンピック初勝利だ!(大堀21ー9、21ー7)

混合ダブルス渡辺・東野ペアは、世界ランキング10位の台湾ペア(葉宏蔚・李佳馨)と対戦。相手に一度もリードを許さず、貫禄のストレート勝ち。(渡辺・東野21-14、21-13)
同じグループで棄権したペアが出たこともあり、予選1試合を残し決勝トーナメント進出が決定。目標の「金」メダルへ向け好発進を切った。

一方、男子ダブルス保木・小林ペアは厳しい船出に…。東京オリンピックの金メダルペア(台湾の李洋・王斉麟)相手に一時リードする場面もあったが、要所でのミスが目立ちストレート負け。予選リーグ突破へ負けられない戦いが続く。(保木・小林16ー21、10ー21)

<今後の対戦予定>
初戦は明暗分かれる形となった。予選リーグの突破条件と今後の試合の予定。
シングルスはグループ1位、ダブルスはグループ1位と2位が、決勝トーナメントに進める。大堀選手の次の試合は、日本時間の31日水曜日。勝てば予選リーグ突破が決まる。

男子ダブルス・ホキコバペアは唯一5ペアで争う厳しいグループ。30日未明の試合でオリンピック初勝利を狙う。

早くも決勝トーナメント進出を決めた混合ダブルス・わたがしペアの次の試合は、30日明け方に予定されている。
メダルへの戦いは、まだ始まったばかりだ。

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