■パリオリンピック™ 競泳 女子100m平泳ぎ準決勝(日本時間29日、ラデファンス・アリーナ )
競泳女子100m平泳ぎ準決勝が行われ、日本競泳チーム最年長の鈴木聡美(33、ミキハウス)は全体で12位となり、決勝進出はならなかった。2012年ロンドン大会以来3大会ぶりのメダル獲得は、200mに託された。
鈴木は予選4組を1分06秒04の2位でフィニッシュ。全体でも4位で準決勝進出を決めた。レース後「飛び込むまでは緊張してたが、いざ泳ぎ始めたらここで終わるわけにはいかないと頑張った」と話した鈴木。
準決勝1組で登場すると、前半の50mを4位で折り返す。ラスト50mは後続の選手にかわされ5位でフィニッシュ。タイムは1分06秒90で全体の12位となり、決勝進出を逃した。
レース後「調子が良かっただけに思うようにタイムが上がっていなかった」と悔しさを滲ませた鈴木だが「まだ200mもあるので、そちらに集中できるように頑張りたい」と次戦を見据えた。
ロンドン五輪で3つのメダルを獲得した鈴木。リオ五輪では準決勝敗退、東京五輪では代表落ちも経験した。しかし昨年の世界選手権女子女子100m平泳ぎで14年ぶりに自己ベストを更新すると、10月には50m平泳ぎで自らの持つ日本記録を塗り替えた。そして今年3月の代表選考会では、100m、200m平泳ぎを制し、2大会ぶり3度目の五輪出場権を手にした。
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