7月26日に開幕するパリオリンピックを前に、鹿児島県関係の選手を紹介する「パリに挑む!」

今回はフェンシング女子団体の尾崎世梨選手と、自転車の橋本英也選手、7人制ラグビーの松本純弥選手です。

フェンシング女子サーブル団体・尾崎世梨選手(21)
「小さい頃から憧れていたオリンピックだったので、決まったときは信じられない気持ち」

フェンシング女子サーブル団体日本代表 尾崎世梨選手。

北海道出身の尾崎選手は、高校3年間をフェンシングの強豪・鹿児島南高校で過ごしました。

尾崎世梨選手
「誰も知らない地に行くのは怖かったけど、覚悟を決めて、
両親も応援してくれて背中を押してもらって鹿児島に行った」

インターハイでは個人戦で全国2位に輝いた尾崎選手ですが、実はフェンシングを始めたのは中学生になってから。

それまでは違う競技をしていました。

その競技とは…空手!

尾崎世梨選手
「小さい頃に空手をしていて、それが今のフェンシングにも生きて、しっかり相手を見て対応する力がついている」

空手で培った間合いの取り方がフェンシングにも生かされていると言います。

高校時代にはこんな夢を語っていました。

尾崎世梨選手
「(今後は)世界でメダルを取れる選手になりたい」

それから4年。

高校を卒業後、法政大学に進学した尾崎選手は、日本を代表する選手に成長しました。

今回のパリオリンピックでは団体のリザーブメンバーですが、いつ出番が来てもいいように万全の準備をして臨みます。

尾崎世梨選手
「常に私が出るんだという強い気持ちを持って挑むのがチームのためになる。日本に必ずメダルを持ち帰りたい」

初めての夢舞台へ。

尾崎選手は強い気持ちを持ってパリへ向かいます。

自転車競技に出場する、鹿屋体育大学出身 橋本英也選手。

2021年の東京オリンピックに続き、2度目のオリンピック出場です。

橋本英也選手
「東京オリンピックではこてんぱんにやられたので、そのときと比べると
確実に強くなっていると思うので、メダルを持って帰れるように頑張っていきたい」

橋本選手はトラック競技の男子チームパシュートと、男子マディソンに出場します。

また、男子7人制ラグビーでは、鹿児島市出身で浦安DーRocks所属の松本純弥選手がオリンピック初出場。

日本は初戦でニュージーランドと対戦します。

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