日本スポーツ協会は17日、「国民スポーツ大会」(旧国民体育大会)について見直しを求める声が出ていることなどを踏まえ、新たな検討部会を設置して協議する方針を示した。東京都内で開いた理事会で報告した。
同協会の遠藤利明会長は「課題も数多くある半面、開催に期待している自治体もある。理解し、納得し、喜んでもらえる形を検討したい」と述べた。
国スポをめぐっては、開催地の負担の大きさなどから、全国知事会長の村井嘉浩宮城県知事が今月、「廃止も一つの考え方だ」と言及。全国の知事から多様な意見が出ていた。同協会内でもこれまでプロジェクトチームで協議しており、その内容をベースに負担軽減策などを議論する。遠藤会長は「できれば知事会からも入ってもらいたい」と話した。
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