■プロ野球 広島 5-1 DeNA(17日・マツダスタジアム)

DeNAは広島に逆転負けを喫し4連敗。前日の試合では11ー2の大敗、そして今季初借金生活となった。打線は2回、牧秀悟(25)に第1号ソロ本塁打が飛び出し、先制点を奪った。1点のリードをもらった先発・濱口遥大(29)は3回に2死満塁から押し出し四球で同点に追いつかれると4回には失策が絡む2失点。5回には2番手・上茶谷大河(27)が1死一、二塁から6番・坂倉将吾(25)の適時二塁打で2失点し、5ー1と突き放された。DeNAは牧が猛打賞をマークするなど広島打線を上回る二桁安打を放つも点差を埋められず、借金2となった。

1回、広島の先発・アドゥワ誠(25)に対し、先頭・度会隆輝(21)は見逃し三振、2番・関根大気(28)は右安打で出塁するも3番・佐野恵太(29)は中飛に倒れた。4番・牧の打席で関根は盗塁を試みるも広島の捕手・坂倉の二塁送球に阻まれタッチアウト。無得点で初回を終えた。

その裏、濱口は広島の先頭・秋山翔吾(36)に左安打で出塁を許すが2番・菊池涼介(34)を三ゴロの併殺打に仕留め、2死に。3番・野間峻祥(31)に右中間を破る二塁打を放たれ、得点圏に走者を背負うも続く4番・堂林翔太(32)を遊ゴロに打ち取り無失点で切り抜ける立ち上がり。

2回表、この回の先頭の牧がアドゥワの投じた2球目のスライダーを左中間スタンドへ。第1号ソロ本塁打で先制に成功した。

しかし3回裏、1死から1番・秋山に中安打を放たれると2番・菊池と3番・野間に二者連続で四球を与え満塁に。4番・堂林から空振り三振を奪い2死としたが続く5番・小園海斗(23)に痛恨の押し出し四球。同点に追いつかれた。

試合は中盤に入り4回裏、先頭の7番・田村俊介(20)に右安打を放たれると8番・矢野雅哉(25)は送りバントを成功させ、さらに濱口の失策により出塁。無死一、二塁から代打・二俣翔一(21)も送りバントを決め、濱口の2つ目の失策で出塁すると満塁に。続く1番・秋山を空振り三振に抑えるも2番・菊池の遊ゴロの間に勝ち越しを許した。3番・野間の打席で一塁走者の菊池がスタートを切り、タッチアウトになるもその間に三塁走者の矢野は本塁へ帰り、3点目を与えた。

5回裏には2番手・上茶谷がマウンドに上がるも1死から4番・堂林に中安打、5番・小園に四球を与え一、二塁と走者を背負った。6番・坂倉の打球はセンターへの適時二塁打となり5ー1と点差は4点に広がった。

4点を追う6回、先頭の3番・佐野が三塁への内野安打で出塁、4番・牧の打球は三塁ベースに当たり左安打に。その後、1死一、二塁から代打・楠本泰史(28)が左安打で繋ぎ、満塁のチャンスを作るも後続が倒れ得点を奪うことができず。

終盤は3番手・森唯斗(32)が無失点に抑える投球も、打線は13安打で1得点と本塁を踏むことができず。中盤の失点が響き逆転負けとなった。

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