■スポーツクライミング ワールドカップ リード第3戦(日本時間15日、フランス・シャモニー)

フランスで行われたスポーツクライミングのワールドカップリード第3戦女子決勝で、日本代表の森秋彩(20、茨城県山岳連盟)が、決勝ルートを完登。パリ五輪に向け弾みとなる優勝を飾った。3位には、小武芽生(27、エスエスケイフーズ)が入り、日本勢2人が表彰台を締める快挙となった。

準決勝を1位で通過した森は、中盤のパートまで無難に行くと、時間と体力も残した状態でゴール前へ到達。ゴールホールドまでは少し距離があったものの、慎重に飛び出す体勢を作り、見事ゴールホールドを掴んで完登を決めた。

東京五輪から正式種目として採用されたスポーツクライミング。前回はボルダー、リード、スピードの3つの複合種目だったが、パリ五輪ではボルダー&リードの複合、スピードの単種目、2種目での採用となった。森は8月6日から始まる「ボルダー&リード」に出場する。

【W杯リード第3戦 女子】
1位 森秋彩
2位 ジェシカ・ピルツ(オーストリア)
3位 小竹芽生

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