■米女子ゴルフツアー エビアン選手権最終日(14日、フランス エビアン・リゾートGC 6527ヤード・パー71)

女子ゴルフの海外メジャーの今季第4戦。首位と1打差の13アンダー、2位タイからスタートした古江彩佳(24、富士通)が、1イーグル、6バーディ、2ボギーのトータル「65」をマーク。スコアを6つ上げ19アンダーで、自身初となるメジャー初優勝を飾った。日本勢では樋口久子、渋野日向子、笹生優花に続く4人目の快挙達成となった。

古江は出だしの2番、3番で連続バーディ、幸先のいいスタートを切る。しかし4番でボギーとすると、後半12番でもボギーを叩き一時は3位まで後退した。

それでも古江は14番、15番と続けてロングパットをねじ込み、連続バーディを奪う。さらに16番、155ヤードのパー3ではピンそばにピタリとつけるスーパーショットを披露、3連続バーディを決める。

そして17アンダーで首位と並んで迎えた最終18番のパー5、古江は2オンに成功するとイーグルフィニッシュ。19アンダーで文句なしの優勝を決めた。パリ五輪は2大会連続で出場を逃したが、同じフランスの地でメジャー初優勝を成し遂げた。

米ツアーでの勝利は2022年の「トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン」以来2度目。日本勢では1977年に全米女子プロで優勝した樋口久子、19年、全英女子オープンを制覇した渋野日向子、21年、24年の全米女子オープンで優勝した笹生優花に続く4人目のメジャー覇者となった。

【エビアン選手権最終日 日本人選手成績】
1位 古江彩佳  -19
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10位 岩井明愛  -9
35位 西郷真央  -4
39位 山下美夢有 -3
44位 西村優菜  -2
51位 渋野日向子  0
55位 竹田麗央  +3
63位 勝みなみ  +7

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