■プロ野球 DeNA 3×-2 中日(延長10回)(11日・横浜スタジアム)

DeNAは中日にサヨナラ勝利し3連勝、2位浮上となった。試合は1回裏に4番・牧秀悟(26)の適時打で先制。しかし4回表、7番・石橋康太(23)のセーフティスクイズなどで勝ち越しを許し2ー1に。打線は1点を追いかける9回裏、牧の適時打で土壇場の同点に。そして延長10回、京田の一打が試合を決めた。

前日の試合では2回裏に山本祐大(25)の適時打で先制すると3回裏にはオースティン(32)の2戦連続となる第11号ソロ本塁打で追加点を奪った。さらに4回裏には京田陽太(30)の適時打で3ー0に。投げては先発した東克樹(28)が自己最多となる124球を投げ抜き今季2度目完封で勝利に導いた。

この試合の先発・平良拳太郎(28)は前回登板となった4日のヤクルト戦(横浜スタジアム)で9回7安打5奪三振無四死球でプロ初完封を飾った。

その平良の立ち上がりは先頭の岡林勇希(22)を空振り三振に。2番・福永裕基(27)に右安打を放たれ出塁を許すも3番・板山祐太郎(30)を遊ゴロの併殺打に打ち取り無失点で切り抜けた。

打線はその裏、中日の先発・メヒア(27)に対し先頭の梶原昂希(24)がピッチャーへの内野安打で出塁。2番・度会隆輝(21)は空振り三振も3番・オースティンの打席で梶原が盗塁を決め得点圏に走者を進めた。オースティンは遊ゴロに倒れ2死を奪われるも迎えた4番・牧秀悟(26)にライトへの適時打が飛び出し先制に成功した。

中盤に入り4回表、この回の先頭、3番・板山に右三塁打を放たれ、無死三塁とピンチを背負った。続く4番・細川成也(25)に四球を与え走者一、三塁となるも5番・カリステ(32)の三ゴロで三塁走者の板山をタッチアウトに。しかし1死一、二塁から6番・高橋周平(30)にセンターへの適時打を放たれ同点に。さらに7番・石橋にセーフティスクイズを決められ勝ち越しを許した。

打線は中盤得点を挙げることができず。終盤7回裏、中日の2番手・清水達也(24)に対し4番・牧から始まる打線も無得点に。

平良は7回93球を投げ抜き6安打7奪三振2失点で降板。8回表は2番手・ディアス(25)がマウンドに上がった。しかしディアスは先頭の1番・岡林を遊ゴロに打ち取るも2番・福永、3番・板山に四球を与え1死一、二塁に。ここでディアスは降板し3番手・松本凌人(22)が登板。松本凌は迎えた4番・細川を捕邪飛、5番・カリステを投ゴロに抑え好救援を見せた。

1点を追いかける8回裏、中日の3番手・松山晋也(24)に対し、無死走者無しから7番・山本が左安打で出塁。代走に森敬斗(22)が送られるも続く8番・京田は見逃し三振、森は盗塁を試みるもタッチアウトと2死走者無しに。代打・井上絢登(24)は空振り三振に倒れ好機も無得点に終わった。

9回表は4番手・京山将弥(26)が登板し無失点に抑え9回裏の攻撃に。中日の4番手・マルティネス(27)に対し2死から3番・オースティンが四球で出塁。代走に知野直人(25)が送られた。すると迎えた4番・牧がライトへの適時二塁打を放ち同点に追いついた。

延長に入り10回表は5番手・森原康平(32)が三者凡退に抑える好投を披露。その裏、中日の5番手・齋藤綱記(27)に対し先頭の6番・佐野が左二塁打で出塁。代走に桑原将志(30)が送られた。続く7番・戸柱恭孝(34)は送りバントを決め1死三塁に。迎えた8番・京田の打球はセンターへ抜ける自身初のサヨナラ打に。DeNAは今季3度目のサヨナラ勝利を飾り3連勝となった。

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