本多灯(22、イトマン東進)、鈴木聡美(33、ミキハウス)、成田実生(17、ルネサンスKSC金町)ら競泳日本代表が11日、パリ五輪へ向け出発、羽田空港で取材に応じた。東京五輪銀メダリストの本多灯は「金メダルを目指して、笑顔で帰ってきたい」と意気込んだ。

パリ五輪本番に向け、事前合宿地のフランス・アミアンへ出発した競泳日本代表。既にフランスに入っている瀬戸大也(30、CHARIS)、池江璃花子(24、横浜ゴム)らと合流し、チーム全員が揃った形で最終調整を行う。東京五輪200mバタフライ銀メダリストの本多は「金メダルを目指して、1分51秒台を出して、笑顔で帰ってきたい」とコメント。5日に行われた壮行会では名前になぞらえ「世界を灯します!」と宣言していたが、この日も「自分自身がこれまでやってきたことを示して夢を叶えたい。本多灯の人生を知らしめたい」と熱く意気込んだ。

また、400m個人メドレーに出場するチーム最年少、17歳の成田は「選手村の五輪マークの前で写真を撮りたい」と初出場の五輪に心を躍らせながらも、「決勝の舞台で戦えるように頑張りたい」と決意を語った。

競泳競技は7月27日、大会2日目から始まる。

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