JBA(日本バスケットボール協会)は、7月8日、第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)に参加する男子日本代表メンバー12人を発表しました。
5日と7日に、パリオリンピックにむけての国内での最後の強化試合「SoftBankCUP2024東京大会」で韓国代表と戦ったバスケットボール男子日本代表。
「この2試合が生き残りをかけた勝負。この(勝負を勝ち残った)メンバーに、八村塁選手、渡辺雄太選手が加わる」とトム・ホーバスヘッドコーチが語ったとおり、最後の選考の場となった2試合をへて、オリンピックを戦う12人が決定しました。
激しい競争を勝ち抜いたメンバーは、最終合宿に残った16人の中から、ビッグネーム2人に加えて、昨年のワールドカップ沖縄大会で大躍進の原動力となった河村勇輝選手、ジョシュ・ホーキンソン選手、比江島慎選手、富樫勇樹選手、馬場雄大選手、富永啓生選手といったホーバスジャパンの中核を担ってきた選手たち。
さらには韓国代表との試合の中で、ゴール下での存在感を示していた渡辺飛勇選手、強心臓ぶりを発揮して、大事なところで3Pシュートを決めていた20歳のジェイコブス晶選手もメンバーに名を連ねました。
韓国代表との試合後、ホーバスHCは、「目標はベスト8以上、そのためには、ターンオーバーを減らさないと。(今日は)ノーマークのスリーもはいらない。そこをしっかり治さないと、(今日出た)細かいことを修正すれば、十分目標に近づける。(八村)塁と渡辺(雄太)が加われば、コンネーションも変わる。楽しみ、まだ時間があるのでしっかり準備したい」と話しました。
闘将率いる、男子バスケ日本代表は、オリンピック直前の欧州で本戦のグループリーグでも対戦する世界ランキング3位のドイツ(7月19日)さらには世界ランキング4位のセルビア(7月21日)と強化試合で対戦。
準備を重ねた後、ドイツ、フランス、そして世界ランキング5位のラトビアに最終予選で大勝して出場権を獲得したブラジルが待ち受けるパリオリンピック本番に突入します。
【バスケットボール男子日本代表メンバー】
2 富樫勇樹(千葉ジェッツ)PG
4 ジェイコブス晶(ハワイ大)SF
5 河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)PG
6 比江島慎(宇都宮ブレックス)SG
7 テーブス海(アルバルク東京)PG
8 八村塁(ロサンゼルスレイカーズ)PF
12 渡辺雄太SF
18 馬場雄大SF
24 ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)C/PF
30 富永啓生SG
34 渡辺飛勇(信州ブレイブウォリアーズ)C
91 吉井裕鷹(三遠ネオフェニックス)SF
トム・ホーバスヘッドコーチは、「約40人から12人に絞り込むのは本当に難しいプロセスでした。課題も見つかり、オリンピックまでに修正できると思います。チームの目標『ベスト8』を達成したい」とコメントしました。
【バスケット男子日本代表パリオリンピック試合日程】
7月27日(土)日本代表対ドイツ代表
7月30日(火)日本代表対フランス代表
8月2日(土)日本代表対ブラジル代表
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