レスリングのアジア選手権男子グレコローマンスタイル82キロ級で、シニア国際大会初出場の高校3年生、吉田泰造(17、香川・高松北高)が快挙を成し遂げた。「緊張はなかった。年の差はあっても同じ体重。優勝を目指そうと思った」と堂々とした口ぶり。2年前のアジア王者との決勝はタイミング抜群の投げ技を決めるなど圧倒し、歓喜の雄たけびを上げた。
昨年のU17(17歳以下)世界選手権80キロ級を制した逸材。中学時代には相撲で全国3位になったこともある。高松北高の先輩でパリ五輪代表の日下尚(三恵海運)が「自分なんかより、はるかにポテンシャルが高い」と評するほどだ。吉田は「夢は五輪で優勝」と高らかに語った。(共同)
- グレコ82キロ級で17歳の吉田泰造が優勝
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