■陸上・日本選手権3日目 男子100m予選(29日、新潟市・デンカビッグスワンスタジアム)

パリ五輪の切符をかけた最終選考会。すでにパリ五輪出場が内定しているサニブラウン アブデル ハキーム(25、東レ)不在の中、元日本記録保持者の桐生祥秀(28 、日本生命)や今季、追い風参考記録ながら今季9秒97をマークした栁田大輝(20、東洋大)などが夕方に行われる準決勝に駒を進めた。各組上位3着が準決勝に進出。

予選2組に登場した8レーンの桐生はスタートから飛び出すとそのまま逃げ切り10秒21(+0.3m)でこの組の1着。同組の4レーン・飯塚翔太(33、ミズノ)も10秒38で3着に入り準決勝に進出した。

予選3組では前回優勝の坂井隆一郎(26、大阪ガス)が50m過ぎた付近で横を見て、流す余裕を見せ10秒18(-0.4m)でフィニッシュ。

予選5組では優勝候補筆頭の栁田が、ややスピードを抑えながら10秒26(+0.5m)でこの組トップで予選を通過した。

また準決勝には鈴木涼太(25、スズキ)や小池祐貴(29、住友電工)、デーデー ブルーノ(24、SEIKO)、東田旺洋(28、関彰商事)などが準決勝進出を決めた。

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