■陸上・日本選手権3日目 女子100mハードル予選 (29日、新潟市・デンカビッグスワンスタジアム)

パリ五輪の代表選考会を兼ねた日本選手権3日目。女子100mハードル予選が行われ、日本記録保持者(12秒73)の福部真子(28、日本建設工業)が12秒85の大会新記録をマークし、全体1位で準決勝進出を決めた。田中佑美(25、富士通)と寺田明日香(34、ジャパンクリエイト)も12秒台をマーク、予選からハイレベルな戦いとなった。

女子100mハードルのパリ五輪参加標準記録は12秒77。予選には12秒台の記録を持つ4人の選手が挑んだ。1組目に登場した田中は、12秒91と大会記録を0秒03更新する走りで1着フィニッシュ。準決勝進出を決めた。2組目の大松由季(28、サンドリヨン)は13秒12の2着で準決勝に進んだ。

そして3組目に登場した12秒73の日本記録を持つ福部は、スタートから飛び出し独走する圧巻の走りで12秒85を記録。田中が出した大会記録をさらに更新するタイムをマークし、全体1位で準決勝に進んだ。4組目に登場した寺田明日香(34、ジャパンクリエイト)は、後半伸びて12秒95の1着フィニッシュ。こちらも準決勝に進んだ。

予選から3選手が12秒台をマークした女子100mハードル。ハイレベルな戦いは、午後5時15分から始まる準決勝に続く。

*写真は福部真子選手

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