■MLB ドジャース 7ー2 エンゼルス(日本時間23日 カリフォルニア州ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(29)が23日(日本時間)、本拠地でのエンゼルス戦で「1番・DH」で先発出場し、4打数1安打(1本塁打)1四球2打点で打率は.321。今季2度目の3試合連続ホームラン、自己最長の7試合連続打点をマーク。試合後のインタビューでは「角度も良く、良い眺めだった」と自画自賛の23号となった。

前日22日(同)22号を放った試合後には「構えが安定しているのとストライクゾーンをしっかり把握できている」と語った大谷。エンゼルスの先発は今季ガーディアンズから移籍してきたZ.プリーサック(29)、通算成績は7打数3安打で打率は.429、1本塁打。

試合前にはエンゼルスナインに囲まれて談笑する姿も見られた大谷、前日対戦し、緊急降板したP.サンドバル(27)も輪に加わり笑顔を見せていた。

この日は新しいシティコネクトユニフォームでのプレーとなった大谷、1回、第1打席、エンゼルス先発のプリーサックにカウント2-1と追い込まれると、外角低めのチェンジアップに体勢を崩されて、ライトフライに打ち取られた。

ドジャース先発のT.グラスノー(30)は3回までエンゼルス打線をパーフェクトに抑える好投、その裏、先頭の8番・G.ラックス(26)が今季2号の先制ソロ、さらに9番・G.ビジオ(29)がセーフティーバントでエンゼルスバッテリーに揺さぶりをかけた。

そして、大谷の第2打席、エンゼルスのキャッチャー、L.オホッピー(24)はすぐにタイムを要求してプリーサックも元に。大谷に対し、ボールが先行してカウント2-0となると、136キロのスライダーが真ん中低めに甘く入り、大谷も逃さずに強振、打球速度は185.8キロ、打球飛距離は139.9m、角度は24度。大谷も“確信歩き”を見せた完璧な一打。今季2度目の3試合連続の23号、さらに自己最長となる7試合連続打点をマークした。グラスノー先発の試合では6本目のホームランとなった。ホームラン王争いでリーグ2位のブレーブス・M.オズーナ(33)はこの日のヤンキース戦で21号を放ったが、大谷は再び2本差をつけた。

4回、1死一、三塁で第3打席、エンゼルス2人目C.フルマー(30)と対戦。絶好調の大谷とはなかなか勝負が出来ず、ストレートの四球で満塁に。続く、3番・W.スミス(29)も四球を選び、押し出しで5対1と追加点を奪った。

4回攻撃終了のベンチでは大谷はベンチでD.ロバーツ監督(52)と笑顔で会話するシーンも見られた。6回の第4打席はエンゼルス3人目は今季初登板となるH.クラウス(25)。データのない投手との対戦でカウント2-2から5球目のチェンジアップを引っ掛けてセカンドゴロに倒れた。ベンチに戻ると、4番・T.ヘルナンデス(31)に球筋、持ち球などを教えていた。

8回の第5打席はエンゼルス5人目R.コントレラス(24)と対戦。1球目のチェンジアップを引っ掛けてセカンドゴロ。大谷は4打数1安打(1本塁打)1四球2打点で打率は.321。今季2度目の3試合連続ホームラン、自己最長の7試合連続打点をマークした。先発グラスノーは7回2失点10奪三振で今季8勝目、投打がかみ合ったドジャースが快勝した。

大谷は試合後のインタビューで「打球速度的に素晴らしい、角度も良く、良い眺めだった」と笑顔を見せた。シティコネクトユニフォームに関しては「勝っていいゲンが担げる」とエンゼルス時代から成績のいいと言われるシティコネクトユニフォームに満足の表情だった。

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