■MLB タイガース 1ー5 ホワイトソックス(日本時間23日、ミシガン州デトロイト、コメリカ・パーク)
タイガースの前田健太(36)が23日(日本時間)、本拠地でのホワイトソックス戦に先発。4回2/3、92球を投げて、被安打8、奪三振5、四死球0、失点3(自責点3)で防御率は6.00。5月25日以降、勝ち星に恵まれず4敗目(2勝)となった。
ここ4試合で13回2/3を投げて10失点、厳しい内容が続く前田。この日の相手は同じア・リーグ中地区のホワイトソックス、現在3連敗中で20勝57敗、借金「37」で最下位。ここで調子を戻したいところ。
気温33℃とかなり暑くなっているデトロイト、前田は立ち上がり、持ち前のコントロールでコーナーを丁寧にピッチングで3者凡退、無失点に抑えた。2回には1死から初ヒットを許したが、5番・A.ボーン(26)、6番・P.デヨング(30)と低めのスプリットで2者連続三振。2回まで5種類(ストレート、スライダー、スプリット、スイーパー、カットボール)の球種で抑えた。
3回、先頭打者にヒットを許したが、9番・L.ソーサ(24)をスイーパーで空振り三振、さらに2死一塁で1番・T.ファム(36)にはスプリットで空振り三振と先頭打者を出塁させても進塁させず、この回からはカーブ、シンカーと2球種を加え、7球種でホワイトソックス打線を抑えた。
4回、先頭の3番・L.ロベルト(26)にツーベースを打たれると、4番・G.シーツ(28)の時に完全にモーションを盗まれて3塁への盗塁を許し、無死三塁のピンチを迎えた。しかし、4番。シーツをスイーパーで見逃し三振、5番・ボーンはボテボテのピッチャーゴロ。前田は好フィールディングで3塁走者を進めなかった。迎えるは6番・デヨング、カットボールで芯を外したが、飛んだところがアンラッキーでセンター前に抜けてしまい、先制点を奪われた。
さらに7番・リーにもヒットを許すと、8番・ロペスにもタイムリーツーベースを浴びて2点目。テンポよく投げていたがここでホワイトソックス打線のリズムに合ってしまった。
4回には2本のヒットを浴びて、2死一、三塁のピンチを招いたところで前田は降板、4回2/3、92球を投げて、被安打8、奪三振5、四死球0、失点3(自責点3)で防御率は6.00。5月25日以降、勝ち星に恵まれず4敗目(2勝)となった。
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