世界のトップ16チームによるバレーボール最強国決定戦、ネーションズリーグに参戦中の女子日本代表。負ければ終わりの準決勝(22日)で日本は世界ランク1位のブラジルと対戦する。ブラジルの絶対的エース・ガビ(30)は「チームにとって古賀は特別な存在だからこそ止めなければならない」と日本戦を前に語った。

日本は予選ラウンド第2週のマカオラウンドでブラジルと対戦し、第1セットで26‐24と先制したがセットカウント2-3で逆転負けを喫した。パリ五輪の予選ラウンドでも同組の相手にどう戦うのか注目される。

準決勝を前に取材に応じたブラジルのジョゼ・ギマラエス監督(69)は「日本は毎年、大会ごとに良くなっていると感じている。とても良いチームだしリスペクトしている」と日本チームを称賛。さらに「次にどのような結果になるかはわからない。(勝つのが)ブラジルの可能性もあるし、日本なのかもしれない」と真剣な表情で応えた。

ガビ選手

また日本戦で24得点をマークしたエースのガビは「私たちはすごく難しい試合になることはわかっているし、質の高い日本のディフェンスを破るために何度もラリーをする必要があり、今大会でやりたいことをチームで考える最も重要なポイントになる」と話した。

日本のエース古賀紗理那(28)に対して「本当に素晴らしいプレイをする。彼女はチームを引っ張り、彼女がどれほどチームに貢献しているかわかるでしょう」と話し、「(チームにとって)特別な存在だからこそ、止めなければならないと思っている」と宣言。

パリ五輪で対戦することについては「チームは日本と対戦したくないと思っている。それはとても難しくて⾧い試合になるし、(日本は)⾧いラリー、体力的にも精神的にも素晴らしい戦いをしてくるから」と東京五輪銀メダルのブラジルに強豪国として認められた。

予選ラウンド第2週
日本2(26‐24、24‐26、25‐19、20‐25、11‐15)3ブラジル

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