夏の高校野球の対戦が決まりました。7月6日に開幕する夏の広島県大会を前に21日、組み合わせ抽選会が行われました。

高校球児の “夢舞台” 甲子園をめざす戦いが15日後に迫る中、去年より3チーム多い県内の90校・86チームによる抽選会が行われました。

春の県大会を制し、夏は2連覇をめざす第1シードの広陵は、2回戦からの登場で、大柿と大竹の勝者と対戦します。

春は県で準優勝、創部70年で初の甲子園をめざす海田高校は、庄原格致と尾道北の勝者と2回戦で対戦します。

春と夏あわせて全国優勝7度の強豪・広島商業は、1回戦で基町高校との対戦。崇徳高校は、2回戦からの登場で、尾道東と因島の勝者と戦います。

40校が立候補したマツダスタジアムでの開会式(7月6日)の選手宣誓は、修道高校の 中垣咲哉 主将が務めることが決まりました。

修道高校 中垣咲哉 主将
「広島修道高校は文武両道を掲げているので、それを存分に発揮できるように選手宣誓を行いたいと思います」

順調に日程が消化されれば決勝戦は7月27日。5年ぶりにマツダスタジアムで行われます。

広陵高校 長江蔵之助 マネージャー
「どこが相手でも自分たちの野球を貫いて勝ちたいと思います。なんとしてでも夏に日本一を取ろうということで、まずは気持ちの面で1つになることをモットーに全員が練習に取り組んでいます」

海田高校 内谷治起 主将
「春とはまた別ものの大会なので2年と3か月、自分たちがやってきたことを信じて自分たちの実力を発揮できたらなと思っています」

連覇をめざす広陵はもちろん、成長著しい海田や、好投手を擁する広島新庄、この夏も激しい大会が予想されます。

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