■MLB ロッキーズ ー ドジャース(日本時間21日 コロラド州デンバー、クアーズ・フィールド)

ドジャースの大谷翔平(29)が敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、1回の第1打席で21号先頭打者本塁打を放った。これで20本で並んでいたブレーブス・M.オズナ(33)を抜きリーグ単独トップに浮上した。

直近4試合で18打数9安打、打率は.500と絶好調の大谷は、M.ベッツ(31)が左手骨折で負傷者リスト(IL)入りのため、この日も1番で出場。早速第1打席でロッキーズ先発T.ブラック(33)を相手に、カウント2-1から4球目シンカーを振り抜くと、打球はグングン伸びセンターの“森林ゾーン”へ。飛距離130.1mの特大弾であっさり先制点を挙げた。

先頭打者アーチは移籍後初で、メジャー通算7度目。2022年5月23日以来、2年ぶりとなる先頭打者弾をマークした。

本塁打王争いで約1か月ぶりのリーグ単独首位に。ロサンゼルス市が現地5月17日を「大谷翔平の日」に制定したと発表した日に祝砲の13号で単独トップに立ったが、その後、今季最長の9戦ノーアーチ。21日にオズナがダブルヘッダーで2発放ってトップを譲り、一時は3本差と突き放された。しかし、大谷が直近10試合で6本(直近5試合で4本)とペースを上げ、再びリーグ単独トップに返り咲いた。

19日のロッキーズ戦では第3打席に、今季メジャー最長となる145mの特大弾を放ち、4年連続20号に到達。前日は5打数2安打3打点で4試合連続のマルチヒットをマークし、好調をキープしている。

チーム77試合目で21号をマークした大谷はシーズン44本ペースに上昇。今季6月は7本目で、節目の記録としては日米通算250号まで残り10本、メジャー通算200号まで残り8本とした。

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