■バレーボールネーションズリーグ2024 女子決勝ラウンド 日本 3-0 中国(日本時間20日、タイ・バンコク)
バレーボールの世界最強国決定戦・ネーションズリーグ準々決勝で、女子日本代表(世界ランク7位)は中国(同6位)と対戦。セットカウント3‐0(25‐21、25‐21、25‐22)のストレート勝ちで3大会ぶりの準決勝進出を決めた。チーム最多の22得点の活躍を見せた古賀紗理那(28)、チーム2位の14得点をあげた石川真佑(24)、ミドルブロッカーの山田二千華(24)、リベロで好レシーブを連発した福留慧美(26)が試合後インタビューに応じた。22日の準決勝で日本は、ブラジルとタイの勝者と対戦する。
要所でスパイク決めた古賀紗理那、チーム最多22得点
Q.今日の中国戦を振り返って
古賀:チームで整理したところはサーブで攻めていこうっていうのと、オフェンスのテンポ感をチームで整理して、今日はしっかりとチームとしてのオフェンスができたのがよかったかなと思います。
Q.キャプテンとしての手応えは
古賀:本当にオフェンスのテンポが3週目(福岡ラウンド)はそんなに良くなくて、それをしっかり修正するっていうところを今回フォーカスして、そこはちょっと良かったかなと。
Q.選手間ではどういう話し合いをしながらこのファイナルに臨んだか
古賀:特に3週目のところで、20点以降、後半のオフェンスのところっていうのがあんまり、なんだろう、スパイカー陣が100(%)で叩けてないケースが結構あったので、そういう状況でもちゃんと叩くっていう。コンビをしっかり修正するっていうのを大切にしていこうと選手間で(話を)してました。
Q.これでまずベスト4の壁を破りました
古賀:しっかり3-0で勝ち切ることができたのはチームとして自信になるかなと思います。
Q.準決勝に向けて意気込みを
古賀:本当にタフな試合が続くんですけど、チームとしてオフェンスのところもディフェンスのところも整理しながら戦っていきたいと思います。
チーム2位の14得点、石川真佑
Q.今日の戦いを振り返ってください。
石川:しっかりストレートで勝ち切れたっていう所は良かったと思います。
Q.石川選手ご自身のプレーはどうでしたか?
石川:正直前半は自分が決めきれてない所もあったんですけど、そういった中でも後半修正する所だったり、周りの方がカバーしてくれたのでよかったと思います。
Q.非常にいいサービスエースがありました。どのようにサーブを打ちました?
石川:サーブは私自身意識して取り組んでたので、そういった所がしっかり試合でエースを取れたり、崩せることができたのはよかったと思います。
Q.準決勝への意気込みも教えてください。
石川:ベスト4でそこからの戦いが重要なってくると思いますし、この試合をしっかりパリに繋げられるようにやっていきたいと思うので、結果にこだわりながらやっていきたい。
速攻に移動攻撃で6得点の山田二千華
Q.この試合6得点
山田:このファイナルラウンドに入って、本当に負けられない試合が続くと思うので、初戦から全員が気持ちを持って試合に臨めたのですごく良かったかなと思います。
Q.サーブ走っていたシーンがあった、どういう意識で入ってた?
山田:ターゲットっていうのはあったんですけど、自分のいいサービスをしっかり続けるようにっていうのを意識してサーブを打ちました。
Q.サーブを攻めて、攻撃でも活躍。どういうテーマで入った?
山田:相手のデータがない中での試合のスタートだったんですけど、自分たちでまず先行して、しっかりサーブから入っていくっていうのと、個人としてはミドルを通していくっていうのが今後の自分たちの戦い方でもすごい大事になってくる部分だと思うので、そういうところを意識して入りました。
好レシーブを連発したリベロ・福留慧美
Q.今日初めて試合を通してコートに立ち続けた感想は?
福留:久しぶりに入って連携の所は難しい部分もあったんですけど、しっかり自分の役割を果たそうと思ってコートに立ちました。
Q.どんな気持ちで拾い続けてましたか?
福留:自分の持ち味はディグだと思ってるので、しっかりディグを上げてスパイカーに決め切ってもらうっていう気持ちで、どんなボールも上げようっていう気持ちで臨みました。
Qリベロ1人で行くと言われた時は?
福留:1枚で行くって言われて少し緊張というか戸惑いというか、そういう気持ちもあったんですけど、自分もレセプションできるっていう所を見せたいと思ったので、チャンスをもらった以上は頑張りたいと思って臨みました。
Q.眞鍋ジャパンとして初めてベスト4進出を決めましたが?
福留:ベスト8からベスト4への壁っていうのは、世界と戦う上で厳しい所があると思うんですけど、しっかり勝ち切れたので次の試合も、自分たちの日本らしいバレーをして勝利したいなと思います。
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