全九州大学バスケットボールリーグで4部に降格した宮崎産業経営大学男子バスケットボール部。去年の悔しさをバネに巻き返しを目指します。
宮崎産業経営大学男子バスケットボール部には、1・2年生合わせて9人の選手が所属しています。
去年、九州大学リーグ3部で戦っていた産経大は、主力選手のケガなどもあり、得失点差で悔しい降格。今年は、4部からの巻き返しをめざします。
チームを率いる家入信浩監督は、「1点の重みを忘れずにプレーしてほしい」と話します。
(家入信浩監督)
「フリースローは外すな、100%でいけと言っている。リング下では、確実に相手ファールをもらいながらシュートに持ち込む。1点・2点に去年は苦しめられたので」
(中村仙汰キャプテン)
「練習量が足りなかったのが一番の原因だと思うので、今年は練習量を増やして勝ち上がりたい」
キャプテンを務めるのはガードの中村仙汰選手。攻撃の要として、チーム一番のシュート決定率を誇ります。
(中村仙汰キャプテン)
「練習から試合をイメージして頑張りたい」
再起を図るチームに今年、3人の1年生が加わりました。
佐土原高校出身の矢野慎之介選手。1対1に強く、スターティングメンバーとしてコートに立ちます。
(矢野慎之介選手)
「自分たちのチームは1年生と2年生しかいなくて、人数も少ない中でやる試合だけど、毎試合勝つ気で挑みたい」
宮崎商業高校出身の田之上俊介選手は身長185センチ。チーム一番の長身を武器にリング下からの得点を狙います。
そして、野原由雅選手は沖縄県・豊見城高校出身。巧みなハンドリングと鋭いドライブが持ち味です。
活躍が期待される1年生トリオが大学バスケの印象について口をそろえるのは…。
(野原由雅選手)
「フィジカルが強いと思う」
(田之上俊介選手)
「一番は体の強さが違う」
(矢野慎之介選手)
「違いを感じたのはフィジカル面」
3人は、相手に当たり負けしない体をつくるため、筋力トレーニングにも力を入れています。
1、2年生9人で全九州大学リーグに挑む宮崎産業経営大学男子バスケットボール部。チーム一丸となって3部昇格を目指します。
宮崎産経大は、6月29日と30日に開催される天皇杯宮崎県予選に出場。リーグ戦は9月から始まります。
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