■MLB ドジャース 3ー0 ロイヤルズ(日本時間17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス・ドジャー・スタジアム)

ドジャースは大谷翔平(29)の18号、19号の今季初となる2打席連続ホームラン、F。フリーマン(34)の11号ソロで3点を奪い、先発T.グラスノー(31)が7回無失点9奪三振の好投で7勝目(5敗)を挙げた。

試合後、報道陣の取材に対応した大谷は「あそこの方向に飛距離が出てるのは良い状態じゃないかなと思うので、いい気持ち良い感覚だったと思います」と2本のホームランを振りかえった。

しかし、7回、M.ベッツ(31)が97マイル(157キロ)のストレートを左手甲に死球を受けて退場となった。試合後に検査が行われ骨折と診断された事には「キーになる選手が抜けるってのは打線の中でアプローチも変わると思いますし、打順も変わってくるし、代わりに出る選手の入る打順によっても多少変わってくると思うので、それは皆でカバーしていくしかないかなと思います」と語った。

さらに山本由伸(25)が精密検査の結果、右肩腱板の炎症もあると診断されて、負傷者リスト入りした事に「1試合1試合、前の登板から次の試合へ調整も人一倍頑張ってると思いますし、見ててそう思うので、そこのケア不足であったりとかはもちろんないと思いますし、全部を全力でもちろん本人もやってたのは見てるので本人が一番悔しいと思いますけど、本当に早い段階でまた帰って良い状態で投げられるようにまずサポートしたいなと思います」と答えた。

主力の離脱についてD.ロバーツ監督(52)は山本について「山本については「(右肩の)腱板を痛めた。時間がかかる。安静にするしかない。時間はかかるだろうがシーズンが終わるわけではない。2、3週間はノースローで様子を見る。そこから先もまた様子を見ることになる」と前半戦の復帰が厳しいことを語った。

そして、ベッツについては「(ベッツは)骨折だった。タイムラインは持たない。左手だ。付け根のところだから時間がかかる。(手術は)ない。安静にして治すだけだ」と長期離脱を口にした。

“1番・ベッツ”で72試合を戦ってきた、ベッツが休養した1試合を大谷が任されたが「そうだね。それが私の最初の考えだ」と“1番・大谷”の起用を明言した。守備では「ロハスがショートの中心を担うのは明らかだ。時にはキケ(ヘルナンデス)を織り交ぜる。我々はこのような経験をたくさんしてきた。チームはいつもそれを経験している。彼(ベッツ)はスーパースターだ。彼は我々の球団にとって大きな存在だ。だが、我々の仲間はそれが野球の一部であることを理解している。前に進まなければいけない。みんながチャンスを得て、いいプレーをしなければならない」と前を見据えていた。

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