■バレーボールネーションズリーグ2024 女子予選ラウンド第3週 日本 3-0 セルビア(15日、福岡・北九州市) 

パリ五輪出場権を獲得した女子日本代表(世界ランク7位)はセルビア(同9位)と対戦、セットカウント3‐0(25‐22、25‐18、25‐15)のストレート勝ち。通算成績を8勝3敗とした。

スタメンは主将・古賀紗理那(28)、セッター・岩崎こよみ(35)、山田二千華 (24)、林琴奈(24)、石川真佑(24)、荒木彩花(22)、リベロは福留慧美(26)が起用された。

第1セットは互いに点を取り合い、日本の1点リードで迎えた16‐15の場面で、古賀のバックアタックが決まる。さらに相手のミス、石川のブロックアウトに、林の好レシーブからスパイクが決まり4連続得点をマークし20-16とリードを広げる。セルビアに粘られ1点差に迫られたが、石川のバックアタックに山田のスパイクが連続で決まり、25-22で日本が先取した。

第2セット序盤は、石川のスパイクにサービスエースが連続で決まり6-2とリード。さらに林もスパイクとサービスエースで続き3連続ポイントで10-4と6点差をつける。中盤に入ると日本にミスが出て、4連続失点などで19-16とセルビアに詰め寄られる。それでもその直後に石川がスパイクを連続で決め、流れを取り戻した日本が25-18で2セットを連取した。

第3セットは3-3から古賀のスパイクに石川のバックアタック、山田のフェイントに再び古賀がスパイクを決め4連続得点で7-3とリードする。さらに平均身長で約10cm高い相手に古賀がブロックでシャットアウト、そしてこの日絶好調の石川の強打、セッター・岩崎の技ありツーアタックで4連続ポイントで11-6と大きくリード。その後も石川のサービスエースやバックアタックなどでセルビアを突き放した日本は、第3セットも25-15で奪い3-0のストレートでセルビアを下した。チーム最多得点はカナダ戦で途中交代となり悔しい思いをした石川が18得点と奮起した。

日本は次戦16日、予選ラウンド最終戦で東京五輪金のアメリカ(世界ランク5位)に挑む。日本時間20日からはタイに場所を移して、負ければ終わりのファイナルラウンドの準々決勝を戦う。※世界ランキングは試合前時点

【日本の得点(上位)】
石川 18点
古賀 14点
林  9点
山田 8点

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